技術部 葛井
遠い昔の話ですが、「物理実験」という科目を履修した連中が、
実験結果の数値の処理にかなり困っていたことがありました。
困っていた原因は、有効数字の意味がなかなか理解できない事だったように記憶しています。
かなり以前に会社の事務所でも、
「おーい○○君、うち(高石工業)のOリングの寸法は(公差に)ぴったりかぁー?!」って叫んだ
営業さん(かなりベテラン)がいました。
唖然として振り向いてその人の顔を見たことをつい最近の様に覚えています。
『実力値』とか『チャンピオンデータ』・・・など、
「それ一体どんな意味?」って真顔で聞きたくなるような言葉がまかり通っている今日この頃です。
皆さんもそんな風に感じたことが無いですか?
確か統計は賭博から発展したものではなかったでしょうか。
賭け事ならどうすれば有利なのかは感覚的になんとなく理解できるでしょうが、
寸法や測定値などのばらつきに答えがみえないのは、致し方ないのでしょうか?
どなたか、「お助け下さい、上手な教え方!」
よろしくお願いします。