営業部 H・A
人のアラを探すのは簡単です。すべての人にとっての得意分野です。
でもその能力で人の美点はそう簡単に見つからない。
好ましいと思って相手を見ないと、美点は見えない。
これはとても基本的なことのようです。人と人の間において忘れがちなことですが、
好意を持って相手を見る。いいところを探そうと見ることが大切です。
しかし、人の頭は自由なようで不自由なものです。
仕事においても同じで、自分の拠り所としている物の見方で見えてしまいます。
頭の中で前提として出来上がってしまって、自分の決まった形でしか見えない、
いや、見ないとも言える。
会社内での人間関係、又はお取引顧客のご担当者様にも、ちょっと苦手と感じた瞬間に、
好意を持った人と違った受け止め方になってしまうのです。
同じ事柄を伝えようとしても、発する人によって受け手の感じ方が変わり、
受け止める方も心構えで変わります。
「伝える」内容は同じでも「伝わる」内容が違ってくるようです。
お互いに心と心が共振できる様になれば良いのですが、まずは自分が好き嫌いをなくすことが
先決のようです。