燃料電池車にも水素用Oリングは使われているのですか?
燃料電池車は、水素と酸素の反応によって発電し、その電力で走行する自動車です。環境負荷の少ない次世代モビリティとして注目されていますが、その安全性を支える部品の一つが水素用Oリングです。
Q. 燃料電池車には使われますか?
A. 燃料電池車の水素供給系や関連部品で、シール材として使用される場合があります。
解説
燃料電池車には、高圧水素を貯蔵するタンクが搭載されています。その水素を燃料電池スタックへ安全に供給するためには、配管、バルブ、レギュレーター、接続部など、さまざまな箇所で確実なシールが必要になります。
燃料電池車で使われる水素系部品では、70MPa級の高圧水素に対応することが求められます。また、外気温や充填時の温度低下を考慮し、−40℃付近でもシール性を維持できることが重要です。
さらに自動車用途では、長期間にわたる耐久性、振動への対応、繰り返し使用時の安定性も求められます。単に「水素に耐える」だけでなく、実際の走行環境や使用年数を想定した評価が必要になります。
燃料電池車の安全性と信頼性は、こうした細部の部品によって支えられています。
高石工業からの一言
燃料電池車向けのシール材には、高い安全性と長期信頼性が求められます。
高石工業では、水素ステーション向けで培った高圧水素シール技術を活かし、低温性能、耐水素性、耐久性を考慮した材料開発を進めています。水素モビリティの普及を支えるため、見えない部分から安全に貢献していきます。






