――――【ゴムって意外とおもしろい! 高石工業メールマガジン Vol.204】
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┏┿━━「ゴムって意外とおもしろい!」━━━━━━━━━┿┓
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┃ 高石工業メールマガジン Vol.204
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┗┿━━━━━━━━━━━━━ 2019年10月25日号 ┿┛
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ゴムって実はおもしろい素材なんです。
伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素材なんです。
そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取り組みをお伝えします。
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┃1┃社長コラム
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┗『 東京モーターショー 2019』
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┃2┃高石工業NEWS
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┗『ゴムの製造体験について 』
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┃3┃今月の気になる商品ご紹介
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┗『 キャッシュレスによる還元ポイント制度が気になる 』
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┃4┃ゴム業界インフォメーション
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┗『 バイオ産業の大賞を受賞 カネカの生分解性ポリマー 』
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[1]社長コラム
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◆ 東京モーターショー2019
10月24日~11月4日まで開かれている、東京モーターショーに行ってきましたので
最速でレポートします。
来年の東京オリンピックの影響か、今回は東京・お台場の「青海会場」と
「有明会場」の2会場に分散しています。
確かに二つに分かれたのは不便ですが、シャトルバスも運行していますし、
2会場の距離を逆手にとって、小型モビリティの体験試乗レーンを作ったり
展示コーナーを作ったりして、趣向を凝らしていたのはよかったと思います。
今回の展示の中で私が一番見たかったのは、トヨタが販売している燃料電池車
MIRAIの次世代コンセプトカー「MIRAI CONCEPT」の展示です。
この東京モーターショーで初お目見えです。
次世代MIRAIは「FCVだからではなく、すべての車の中から魅力的な車として
選んでもらえるスタイリッシュなクルマ」を目指しており
走行距離が現行MIRAIの30%アップ、前輪駆動から後輪駆動へ、4人乗りから5人乗りへなど、
現行MIRAIを一から見直した設計になっており、2020年中の発売を目指しているそうです。
気になるお値段はまだ決まっていないとのことですが、競合するであろう
各種エコカー、ハイクラスカーに匹敵する価格帯が(補助金込みで)期待されます。
もちろん水素・燃料電池は全体の展示のごく一部で
一日では回り切れないほどの華やかな展示会でした。
丸々一日かけていろいろ見たのですが
今回の展示会を通して、感じたことが二つあります。
一つは、自動車を「所有」することから、「生活の道具」として使うことへの
シフトが一層進みそうだということです。
次世代の自動車技術は「CASE」=「Connected(通信), Autonomous(自動運転),
Share(カーシェア), Electric(電動化)」がカギであるとこの頃よく言われますが、
すべてのものをつなげ、シェアしてエコに使うという「生活を便利に使う」
のためにどのようなことができるのか、という視点の展示が多かった印象でした。
もちろん、スポーツカー・スーパーカー・痛車などの展示もありましたが。
少し先の未来では「車を走らせる喜び」の人と「車を手段として使う」人の
二つに分かれる気がします。
この点を踏まえると、各自動車会社のメイン展示ブースは旧来方式の完成車を
ただ展示するものが多かった印象で、少々物足りなさを感じました。
またもう一つ気になったのは、「自動運転」についてのとらえ方が会社(説明員)に
よってかなり違ったことです。
正確に言うと、「自動運転のためにどんな技術が必要ですか?」「自動運転が
整うというのは、どういうレベルまで行った時のことをいうのでしょうか?」
という問いに対する答えです。
「自動運転というのは車単体だけでなく周囲の状況と合わせて判断すること
が必要で、そのためには車同士の通信・社会インフラとの通信が必要ですね」
「テスラの自動運転というのはその車単体で完結していて、どこまで状況に
対応できるのかは危なっかしいです」
「個人的には自動運転のためにはすべての車に通信モジュールが標準装備
されることが必要で、それには段階を踏んでいかねばならないと思います」
「まずは高速道路・幹線道路から自動運転を始めて、それから市街地の道路
に徐々に普及をさせていくのが良いのでは」
「そのために必要な技術は・・・です」
「それぞれの通信規格を統一することが必要になると思います」
「究極的には渋滞がなくなってしまうかもしれません」
と自動運転社会の実現とは何か、具体的に説明してくれる人もいれば、
「この技術を使えば自動で遠隔駐車ができます」
「このセンサーを使えば暗闇でも人が見えます」
と個々の実証結果や製品の紹介にとどまる人、
「5Gが普及すればすべての車が遅延なくクラウドにつながります」
「この技術を使って自動運転をどうするかは決まっていません」
くらいの説明で終わる人など、様々でした。
今回は「会場が二つに分かれる」「海外の車メーカーが参加しない」など、
何かと前評判が高くないみたいですが、「OPEN FUTURE」のテーマの通り、
車社会の未来を感じさせる、なかなか興味深いモーターショーでした。
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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/?mail160925
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[2]高石工業NEWS
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◆ゴムの製造体験について
こんにちは。営業部の古家です。
今回は私達が以前より実施している「ゴム製造体験」を紹介したいと思います。
平素より私達はパッキンをはじめとするゴム製品を
法人様向けに製造販売しているのですが…
一般の皆様向けに、もっとゴムを身近に感じて頂けるように
「ゴム作り」を体験して頂ける機会を御用意しております。
私達が日常作業している大阪工場(大阪府茨木市)に来ていただいて
実際に使用してもらっている機械を使い
「原材料」→「製品」を作る体験となっております。
2015年からスタートして4年程になりますが
沢山の皆様に御利用いただき、ゴムを身近に感じて頂けたのではと感じております。
現在はふるさと納税の返礼品として、この体験をして頂く事が可能で
「ふるさとチョイス」のサイトから申し込んでいただく事が出来ます。
https://www.furusato-tax.jp/search?q=%E9%AB%98%E7%9F%B3%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E3%80%
80%E8%8C%A8%E6%9C%A8%E5%B8%82&header=1&target=1
ご興味のある方は是非一度お試しください。
以上、今月の高石工業ニュースでした。
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[3]今月の気になる商品ご紹介
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◆ キャッシュレスによる還元ポイント制度が気になる
こんにちは。
営業部の中村です。
とうとう10月から消費税10%がスタートしましたね。
弊社では大きなトラブルもなく、私自身も増税された実感が
あまり湧いていません。
さて、今回の増税に伴い、テレビなどで「キャッシュレスによる還元ポイント制度」が
取り上げられているのをよく見かけます。
頭ではなんとなーく分かっていますが、口で説明しろと言われると
モゴモゴしてしまうこの制度。
今回は簡潔にまとめてみました。
1)そもそもキャッシュレスって?
クレジットカードや電子マネー、口座振替を利用して、
紙幣・硬貨といった現金を使わずに支払い・受け取りを行う決済方法のことです。
ただし、一言でキャッシュレスといっても、クレジットカード、交通系ICカード、流通系ICカード、
タッチ型決済、QRコード決済というように、決済手段は多岐にわたります。
さらに、保険代や電気などの公共料金を支払う際、銀行引き落としにしている場合も
実はキャッシュレス決済になるんです。
海外では、近距離無線通信規格の「NFC」を搭載したクレジットカードが広まっており、
決済端末にかざすだけで支払いが完了するタッチ決済が主流となってきています。
なんだか近未来的ですねー。
2)還元ポイント制度(消費者還元事業)とは?
私たち消費者が中小店舗で商品やサービスを購入する際、
キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など)にて代金を支払った場合に、
購入額の最大5%のポイントが付与される制度です。
上記にあるように、対象は中小企業や個人の運営する小売・飲食・宿泊施設などです。
あと還元率は低いですが、ガソリンスタンドやコンビニ、外食のフランチャイズチェーンも
該当します。
今回の還元ポイント制度は中小企業が対象なので、
大型スーパーや百貨店などが除外されていますが、例えばイオンモールの中などで
個々に出している店舗(直営・フランチャイズでない)などは対象になります。
また対象店舗には経産省から統一ポスターが配布されているので、
お店の中に入れば一目でわかると思います。
3)即時還元されるサービスもある?
実は大手コンビニやクレジットカード事業者などの一部では
ポイントが即時還元されるサービスもあります。
例えば、10,000円の商品を購入した場合、5%のポイント還元なら
500円の還元がその場で行われ、支払う金額は9,500円となります。
実質の値引きなので、次回購入分で使用できるポイントよりも
お得感がありますね。
ちなみに、この即時還元を導入している大手コンビニとは、
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3社です。
※コンビニは2%還元
しばらく私もコンビニで買い物をする際はキャッシュレス決済になりそうです。
4)実施期間は?
気になる還元ポイント制度の実施期間ですが、増税開始から9か月間です。
増税は10月1日スタートなので、2020年の6月30日までということになります。
この期間中は軽減税率と併せて、実質3%の税率でお買い物ができる場合もあります。
買い物するなら今ですねー。
いかがでしたでしょうか。
今回の還元ポイント制度に伴って、国の確保した予算は1,800億円です。
早く利用しないと無くなりそうと思いきや、今の試算だと余るくらいだそうなので
私もガンガン利用したいと思います。
以上、今月の気になる商品の紹介でした。
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[4]ゴム業界インフォメーション
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◆ バイオ産業の大賞を受賞 カネカの生分解性ポリマー
カネカは10月11日、東京工業大学の土肥義治名誉教授と協同で取り組んだ
「海洋分解性を有する生分解性プラスチックの微生物合成系の研究と大量生産技術の開発」で、
バイオインダストリー協会より「第3回バイオインダストリー大賞」を受賞したと発表した。
同賞は、バイオインダストリーの発展に大きく貢献し、
また今後の発展に大きく貢献すると期待される顕著な業績を表彰するものとなっている。
同社の「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(PHBH)は、
100%植物由来のバイオポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。
マイクロプラスチックによる海洋汚染が社会問題となっている中、
同社は産学連携の下、高い海洋分解性を持つPHBHの大量生産技術を確立した。
この取り組みが評価され、受賞に至った。
PHBHは、米国食品医薬品局(FDA)、ポリオレフィン等衛生協議会、
欧州委員会のポジテイブリストに掲載され、全食品接触用途で使用可能となった。
欧州では、果物・野菜袋やコンポスト袋向けの販売量が増加し、
国内では、コンビニエンスストアや化粧品メーカーなど大手顧客において、ストローやレジ袋、
包装材など幅広い用途で採用が進んでいる。
同社は今後のさらなる需要拡大に向けて、PHBHの製造設備(高砂工業所)の生産能力を
年間1000tから5000tに増強する工事を進めており、12月の稼働を予定している。
同社は、2018年にESG経営への進化に取り組むべくESG憲章を策定し、
地球環境保護に取り組み、資源の保全や環境負荷の低減により、
社会の持続的発展と豊かな社会の実現を目指している。
https://www.gomutimes.co.jp/?p=147885より参照
先日ニュースで見ましたが、海に住む生物の量よりも
海を漂うマイクロプラスチックの方が多いそうです。
ただベットボトルやビニール袋が我々の生活必需品なのも確かなので、
難しい問題だと思います。
今回はゴム関連のニュースではありませんが、
非常に気になった記事でしたのでご紹介させていただきました。
営業部 中村
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あとがき
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こんにちは。
最後も営業部の中村で締めます。
突然ですが、皆様。
多肉植物ってご存知ですか?
代表的なもので言うとサボテンなどの
茎や葉に水を蓄えている植物の事をいいます。
元々自分のデスクに観葉植物を置いていたのですが
長期の休み中に枯らしてしまい、水やりがほとんど不要な
多肉植物に浮気しました。
職場に植物を置くと、社員の生産性がアップするという
何とも驚きのデータがあるそうです。
※私の場合、たまにボケーっと眺めている時があるので逆に下がっているかもです・・・。
成長が遅く、育っている感がないのが玉に瑕ですが、
皆様もマイデスクに多肉植物を置かれてみてはいかがでしょうか。
(営業部 中村)
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