ゴムパッキンは大変「地味」な存在です。ゴム単体でお客様に使われることはほとんどなく、いろいろな機器の中に組み込まれ、普段は機器の外側から見えることはめったにありません。
その一方でゴムパッキンがなければ、液体・気体を漏れないようにシールすることはできません。ご家庭の水道・ガス器具などでも地味ながら大切な役割を果たしています。皆さんの意外と身近で大きな効果を発揮する、いわば「縁の下の力持ち」です。
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ゴムパッキンは大変「地味」な存在です。ゴム単体でお客様に使われることはほとんどなく、いろいろな機器の中に組み込まれ、普段は機器の外側から見えることはめったにありません。
その一方でゴムパッキンがなければ、液体・気体を漏れないようにシールすることはできません。ご家庭の水道・ガス器具などでも地味ながら大切な役割を果たしています。皆さんの意外と身近で大きな効果を発揮する、いわば「縁の下の力持ち」です。
同様に私たちの日々の仕事も決して派手なものではなく、地道な仕事の積み重ねであることが大半です。しかし一つ一つの仕事が大切であり、その中で日々の仕事を工夫し、わくわくする気持ちを忘れずに真剣に取り組むことが必要です。
お客様のニーズに答えお困りごとを解決する、より良い品質の製品を作り続けることが、お客様に選ばれ続けわが社の将来を作り出すことにつながります。
私たちは中小企業ではありますが70年以上の歴史を持ち、50年以上の長きにわたり業界のトップメーカー様とお付き合いをさせていただいています。お困りごとの解決にも「ゴムの専門研究部門」として親切にご相談に乗り、積極的に課題解決にお役に立っています。
さらに研究・開発に積極的に取り組み、よそのゴムメーカーではできないような性能のゴム材料を開発しています。創業以来70年以上の経験を活かし、水素ステーション用のゴム材料など新しい部品の開発に取り組んでいます。「故きを温ねて新しきを知る」の精神を実践しています。
おかげさまで「水道・ガス・空気機器」の分野で、それぞれ業界を代表するお客様から長年にわたって私たちの製品を選んでいただいています。
そして欧米を中心に世界に向けて、私たちの最新技術・最新製品を売り込みに行っています。
また、ベトナム工場を拠点に東南アジアにも商圏を広げる活動を行っております。徐々にではありますが、これらの活動は実を結びつつあります。
そんな私たちの基盤となっているのは「人財」です。いい「人財」が多く集まり、ともに成長し、未来を作りだしていく。表舞台に出ることの少ない地味なものづくり企業ですが、世界を変える一端を担っていると自負しています。
さあ、「地味に」ではありますが、ともに世界をより良いものに変えに行きませんか?
私たちは以下の項目に共感し、感謝の気持ちを忘れずに仲間と共に成長していこうと考えていただける「人財」を探しています。
上司や先輩の経験からの意見はもちろんのこと、誰の意見でも素直に聞く姿勢があれば、学ぶところは大いにあります。
積極的に常に何かを学ぼうとする姿勢があれば、成功のみならず失敗からも学ぶことができ、仕事のみならず一人の人間としての成長が期待できます。
興味を持って仕事に取り組むと何事も楽しくなりますし、仕事に対する熱意も湧いてきます。
楽しく熱意をもって工夫をすれば、日々の仕事にやりがいを見つけることができます。
いままでゴムのことやゴム業界に関心のなかった方は、少しでも興味を持って仕事に取り組んでいただければと思います。
私たちは国内三工場とベトナム工場合わせても従業員100名弱の小さな会社ですので、どうしても一人一人の仕事の守備範囲が広くなり、本来の役割にとどまらない仕事もでてきます。
しかし、逆に言うと色々な仕事にかかわることができます。
職場横断的な5S活動や各種改善活動も盛んですので、色々な角度から会社全体を見渡し改善提案することができます。
基本的に残業(当然サービス残業も)はありません。休日出勤もよほどのことがない限りありません。
しかしこれは「仕事が楽」ということではありません。時間内に仕事をきちんと終わらせるためにどうすればいいか、を常に考え実行しながら働くということです。
そのためには毎日の仕事がやりやすいよう工夫して無駄を省き、「気づき」を持って仕事に取り組むことが必要です。
そうすれば仕事の段取りを上手に組み、仕事中は集中して働き、一方アフターファイブや休日は休養を取り、プライベートを大切にできます(もちろん自己研鑽を積むことも忘れてはなりません)。
近年「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく耳にしますが、私たちにはこれが以前からの大前提です。
しっかり働き、しっかり遊び、しっかり学びたいという方には、私たちの会社はぴったりです。
技術職の方でも入社前に合成ゴム(高分子)の研究を専門にしてきた方はほとんどいらっしゃらないと思います。
化学の基礎ができている方なら、入社後に合成ゴムについて学んでいただければ結構です。
また、今まで研究してきた事を違う視点から当社で生かしていただければ、大変有難いと思います。
私たちは新入社員が会社に溶け込み、ゴムについて理解し、一人前に仕事ができるようになるまでに何年もかかると思っています。
これは技術・製造・営業・業務・総務に限らずに言えることですので、会社全体で長期的な人材育成を重視しています。
そのため従来から派遣社員等は利用せずに、正社員での採用を基本としています(一部パート・技能実習生もいます)。
ただし正社員だからといってそれで安泰というわけではありません。会社自体もメイド・イン・ジャパンのものづくりで勝ち残るべく日々必死に切磋琢磨しています。
一人ひとりが日々の仕事の中で成長し、それが会社の成長につながるという意識を持てる「人財」が、私たちの仲間としてふさわしいと思います。
私たちの会社の評価制度は、作業内容の習熟度を評価する「スキルマップ」と一人前の社会人としての成長を見る「ラダーズ」の二本立てになっています。
どちらも半年に一度評価を行い、それが昇給や賞与にひもづいています。
まず入社して3か月~半年の間は「教育訓練記録」に基づき、指導役の先輩がついて作業の教育訓練を行います。
「新人教育訓練」に合格し、一人で作業を任されるようになると、日々働く職場での作業内容の習熟度を測る「スキルマップ」で評価するようになります。
「スキルマップ」では、任された作業・役割についてどれだけのことができるか、またその精度・習熟度はどうか、ということが主なポイントになります。
会社のそれぞれの部署で、作業者によるレベルの差を少なくし部署全体のレベルアップを行い、さらに「匠」レベルの人財が多く育ってくれることを目標とします。
LADDERSは「組織で働く人が持つべき基盤の能力」を評価するものです。もう少しかみ砕いて言うと、部署によらず会社で働く上でのビジネスマナーやコミュニケーション能力・学習意欲といったものを評価します。
例えば入社間もない若手社員であれば、「わからないことは上司に聞いている」「ミスした時には素直に認められる」「身の回りの整理整頓を実践している」といった評価項目が挙げられます。
これら身に着けるべき基盤能力を大きく6つの分野に分けて、一人ひとり細やかに評価をします。
以上がわが社の評価制度です。
ただ、私たちは評価をして終わりではなく、本当に大切なのはその後の「成長」につなげるための活用だと考えています。
評価者(上司)と被評価者(部下)はその評価に基づいて、お互い面談をして半年間の課題や目標を設定し、その後も毎月一回面談の時間を設けて進捗を確認したり相談しあいます。
そして評価者についても、社長(と担当者)が半年に一回直接面談をして、評価の内容を確認しあっています。
なごやかながらも真剣な話の内容は、それぞれの人の評価のポイント、この半年間の変化と課題、それから次の半年間どのように指導をして成長を期待していくか、といったことがメインです。
「企業は人なり」という言葉もあるように、会社の成長を決めるのは「人財」です。
「スキルマップ」と「LADDERS」は「人財」が成長し、会社の成長を一段とスピードアップさせるための「成長支援システム」だと考えます。
これらの教育・評価制度を通して、自分で考え行動できる人を育成します。
仕事を通して共に成長し、「いい人」が働く「いい会社」を作り上げましょう。