営業部の中村です。
今回は以前私が体験した、少し怖かった話をお届けしたいと思います。
まず前談として、最近の車にはAEBという自動ブレーキが搭載されています。
<AEBとは>
車両のセンサーが前方車両や歩行者を検知し、衝突の危険性が高いと判断した場合に
自動でブレーキをかけ、衝突の回避、または被害を軽減する先進の安全技術です。
この機能は2021年以降、日本の新車に搭載が義務化されており、運転者の安全運転を支援するものです。
※AIによる概要
ある日の休日、私は三重県の山中を車で走っていました。
時刻は深夜1時。
釣りが趣味なので、誰よりも早く釣り場に着くためです。
かなりの田舎であったため、外灯もなく辺りは真っ暗。
ハイビームにしなければ先は全く見えません。
おまけに初めて行く場所で土地勘もないため、スピードは出していませんでした。
トンネルを抜け、見通しのよいまっすぐな道を走っていると
突然車の自動ブレーキがビー!!と鳴りだし、
カーナビに映るBRAKEの文字と共に急ブレーキがかかりました。
外灯も、民家も、車さえ走っていない深夜の山道で車は急停止。
驚いた自分はハザードをたき、車から降りて周囲を確認しましたが何もいません。
最初は動物でも飛び出してきたのかと思いましたが、
そのような形跡はなく、走行中も見えませんでした。
もちろん車の下も、走ってきた道路も歩いて確認しましたが何もいません。
何だったんだ?
と少し怖さもありましたが、とにかく事故でないことに安心し、車へ戻ろうとしたその瞬間…
枯れかかった献花が道路脇にポツンと置いてあることに気がつきました。
一気に血の気が引き、冷や汗が止まりません。
心臓の鼓動も聞こえるようになり、これまで体験したことのない悪寒に襲われました。
そこからはあまり記憶がありませんが、車内のルームミラーを怖くて見れなかったのは覚えています。
結局、釣り場には着いたものの、その出来事が脳裏から離れず、
明るい時間帯に再度その場所へ戻りましたが、見通しの良いただのまっすぐな道でした。
一体、あの出来事は何だったのか…。
これが以前に私が体験した超怖かった話です。
ご清聴ありがとうございました。