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高石工業株式会社 社員の「のびのび」ブログ のびのびな話 物価高騰、日本だけの話ではない。
2025年6月19日

物価高騰、日本だけの話ではない。

日本は1990年末頃からデフレ状態に落ち込み、長年に亘って物価の下落が持続的に続いており、物価上昇に対する免疫が非常に弱いです。政府の金利緩和政策と共にコロナ禍等の要因によりようやくデフレ体質から脱出できる日本は今度物価高騰に直面しています。

 

 

日本国内では、お米不足問題、消費税減税、春闘、利上げ等の話題が盛り上がっています。

 

 

やっぱりみんなの生活に直接に関わっているため、みんな関心を持って、国内の情勢を注視しています。
 あまりに重たい話をしたら、面白くないため、この間のゴールデンウイーク、オーストラリアに親族訪問をきっかけに、短期間で向こうの生活文化に触れ、異なる国(角度)から日本の物価高騰と情勢を深掘りしたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オーストラリアは南半球に位置し、地理的に日本と同じく島国です。猛暑が過ぎて過ごしやすい秋の季節がやってきました。自国の植物を守るために税関審査が日本より非常に厳しく、反則した乗客が何人か罰金を課せられていたことを目にしました。コロナ前訪濠の時に殆ど変わらなかった。私が訪問したのは、オーストラリアの第二都市メルボルンでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 町並みは従前と変わらずに、住民と観光客が溢れました。オーストラリアは多文化共生の移民国家です。欧州・中東・アジア等の多国籍レストランが立ち並んでいました。メルボルン中心にあるタイレストランに入ってカオマンガイ定食普通サイズとBubble Tea Sサイズ(ミルクティー)を注文しました。味と、ボリュームが日本の大盛りとベンティサイズで、大食いの自分でも食べ切れないぐらいでした。お会計の時に、14オーストラリアドルで、「うわー、上がった」という感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 普通の外食産業だけではなく、不動産やサービス業全体は5年前と比較すると、1.5倍上がった気がしています。親戚に聞いたところ、物価が上がったと言われても、オーストラリアの消費者は財布のヒモを締めずに、企業は物価上昇に追いつく賃金を引き上げ、衣食住に必要なものに普通にお金を使っている感じ。。日本も近年脱デフレで前年度比2.8%上がったとの発表があって、日本の失われた30年は賃金が上がらず、デフレ体質になってこの2,3年の物価高騰はかなり打撃を受けている人が多い。インフレにならない限り、経済成長せず、悪循環になるため、脱デフレは決して悪いことではありません。日本もオーストラリアのように経済に対して楽観的な期待をできるといいではないかと考えます。

 

 

 

 海外から日本を見ることは、普段日本国内で生活してあまり見られないことがオーストラリアから沢山見えてきましたた。世界各地が直面している課題は共通の課題で、如何に解決に取り組み、如何に解釈すれば、たまに違う角度から違う景色が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(営業部 チャン)

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