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2024年12月12日

ベトナムについて⑫文化・習慣編

こんにちは。ゴム伝道師兼ベトナム研究家の高石純二です。

今回も引き続きベトナム文化・習慣についてお伝えいたします。

 

 

○ベトナムの文化・習慣について

 

・教育

 

 ベトナムの学校は朝早く(7時過ぎ)から夕方(17時近く)まであり、学校によっては土曜日も授業

が行われます。

 昼寝の文化があるので、昼休みが2時間~3時間近くあるようですが、日本に比べて授業時間が

非常に長いです。

 

 もちろん人によって勉強の出来・不出来はありますが、ちゃんと勉強している人の学力は高く、

 特に英語能力のある人の層は日本に比べてかなり厚いと感じます。

社会人になってからも英語に限らず、語学を勉強している人が多く、向上心の高い人が多いです。

 

逆に、日本とは違い修学旅行や課外授業が行われるようなことはほとんどなく、ホーチミンに

 あるベトナム戦争についての博物館「戦争証跡記念館」などは、ベトナム人で行ったことがある

人は非常に少なく、来場者のほとんどが外国人です。

 日本では、広島や長崎に修学旅行に行ったり、戦争について学ぶ機会が多くあるのですが、

 なぜかベトナムではその機会がほとんどありません。

 

 

 

・仕事

 

 最近では日本もかなり変わってきましたが、ベトナムではサービス残業というのが無く、定時に

なったら仕事の途中でも帰るというのが「ワーカー(オペレーター)」と言われる一般作業員の

基本的な意識です。

 

一方「スタッフ」はきっちり仕事を終わらせるという意識があるため、「ワーカー」と「スタッフ」では

意識が違うようです。

 

待遇も両者ではっきり分かれており、初任給もスタッフはワーカーの倍以上というのが相場です。

また、特に「ワーカー」の定着率が低く、すぐに退職してしまいます。

退職理由は様々ですが、給与、通勤時間、仕事が忙しい・しんどい、というのが多いようです。

「隣の芝生は青く見える」と思えばすぐに退職してしまいます。

それを見越して多めに「ワーカー」を採用している会社が多いです。

 

ただ、基本的に手先が器用な人が多く、一度教えるときっちり仕事をしてくれます。

また、昼の仕事が終わった後、夜にアルバイトもするという人も多く、通常、副業は禁止されて

いません。仕事帰りにグラッブバイク(配車アプリのバイクタクシー)の緑の上着を羽織って会社を出る、

なんて光景もよく見ます。

 

前回も触れましたが、子供を田舎に預ける場合が多く、産休制度が6か月で、出産しても

すぐに職場復帰する場合が多いです。

夫婦共働きが一般的で、もともとが女性活躍社会と言えるでしょう。

 

 

今まで多くの会社に見学に行かせてもらいましたが、製造業の現場では力仕事以外の場合、

女性の人数が圧倒的に多いです。

 

男性はどこに行ったのでしょうか、、、?

 

 

 

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