こんにちは、たけのこです
今年も、あと残すところ数日となりました
2025年のシーズンも、春先からMLB(メジャーリーグベースボール)の試合を
よくチェックし、特にロサンゼルス・ドジャースの試合は全試合見逃さず
動画を見たり、各選手の成績に注目すると同時に応援しながら
幼馴染と一喜一憂していましたが
MLBの2025年シーズンは、11月で終了しました
そんな、MLBの中で特に注目されているのは、言うまでもなく
同じチームの同僚で、世界最高の選手であり歴代最高とも言われている
大谷翔平さんの事について今年もブログで書こうと思ったのですが
私にとってロサンゼルス・ドジャースの試合を観る理由の一つに
2024年から同チームに入団した山本由伸投手の活躍が2025年は特に目立ったので
今回は、Yoshinobu Yamamoto(山本由伸)さんについて書きます
簡単に山本由伸投手について書くと・・・
- 出身校は宮崎・都城高校(公立校)
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- → 甲子園常連校ではなく、全国的には無名
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- 強豪校出身ではないため、スカウトの目に留まりにくかった
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- 体格の不安
→ 高校時代は身長が伸び悩み、投手としては「小柄」と見られがちだった
プロで通用するか疑問視されていた
- 甲子園未出場
→ 高校3年間で甲子園に出場できず、全国的な注目を浴びる機会がなかった
- ドラフト下位指名(2016年ドラフト4位)
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- → オリックスからの指名は4位
- 上位指名ではなく「素材型」と見られていた
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- 周囲の評価は「地味な右腕」
→ 華やかな実績がなく、プロ入り直後も注目度は低かった
- ドラフト下位指名(2016年ドラフト4位)
山本由伸投手ですが
日本のプロ野球で投手として圧倒的な成績を残しています
• 沢村賞:3回(2021〜2023年連続受賞)
• パ・リーグMVP:3回(2021〜2023年)
• 最優秀防御率:4回
• 最多勝利:3回
• 最多奪三振:3回
• ベストナイン・ゴールデングラブ賞:各3回
👉 計26回のタイトル・表彰受賞は、NPB投手歴代2位の記録
山本由伸投手はプロ入り後も「ウエイトトレーニングをほとんどしない投手」
のようで、
- しなやかさ重視
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- → 筋肉を大きくするよりも、柔軟性とバランスを大切にしている
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- 投球フォームの維持
→ 無理な筋肥大はフォームの微妙な感覚を狂わせる可能性があるため、
自然な動きを優先
- 体幹トレーニング中心
→ 腹筋・背筋・股関節まわりの安定性を鍛えることで、投球の再現性を高めている
- 日本時代からの哲学
→ 「筋肉をつけすぎると投球のしなやかさが失われる」という考えを持ち続けている
「ウエイトで筋肉を増やすより、投球のしなやかさを守る」ことを選びました
その結果、精密なコントロールと多彩な球種を武器に、世界最高峰の舞台で成功しています
日本では、ほぼ無双と言っていいほどの圧倒的な投手成績を残している山本由伸投手がメジャーリーグに挑戦するために入団したのは2024年のこと
あの、大谷翔平選手が所属しているロサンゼルス・ドジャースです
山本由伸投手の2024年(MLB1年目)の成績は「18試合登板、7勝2敗、防御率3.00、奪三振105、WHIP1.11」でした。右肩の故障で一時離脱しながらも、復帰後は安定した投球を見せました
山本由伸投手は、
ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ連覇がかかった2025年
投手として、チームに大きな貢献をしたのです
2025年成績は「12勝8敗、防御率2.49、201奪三振、WHIP0.99」。ポストシーズンでは圧巻の投球を見せ、ワールドシリーズMVPを獲得しました
ちなみに、レギュラーシーズンの成績は
- 登板数:30試合
- 勝敗:12勝8敗
- 防御率:2.49
- 投球回:173.2回
- 奪三振:201
- 被安打:113
- WHIP:0.99(1イニングあたりの走者許容率)
👉 ルーキーイヤー(2024年)の防御率3.00から改善し、被打率.183と安定感が大幅に向上。ドジャースの先発ローテーションの柱としてフル回転しました
ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ連覇がかかったポストシーズンでは
- LCS:完投勝利でチームをWS進出へ導く
- ワールドシリーズ:2試合連続完投、さらに中0日で登板し3勝を挙げる
- 結果:ドジャース世界一、山本由伸は文句なしの WS MVP に選出
👉 特にワールドシリーズでの「中0日登板」は伝説的。チームメイトや大谷翔平からも「世界一の投手」と称賛されました
総括すると・・・
山本由伸の2025年は「メジャー適応から真のエースへの飛躍」の年
レギュラーシーズンで安定感を示し、ポストシーズンでは歴史的な投球を披露
サイ・ヤング賞候補にも名を連ね、日本人初の受賞が期待されるシーズンとなりました
彼の投球術は「精密なコントロール+多彩な球種+勝負強さ」が融合したもので、まさに球史に残る活躍です
そして、2025年の獲得タイトルはというと
• ワールドシリーズMVP
• ブルージェイズとのWSで3勝を挙げ、防御率1.02、WHIP0.68という
圧巻の数字を残し受賞
• 日本人投手としては2009年の松井秀喜さん(野手)以来のMVP受賞
• 月間MVP(4月・9月)
• シーズン序盤から安定した投球でチームを牽引し、4月に受賞
• シーズン終盤も好調を維持し、9月にも受賞
• MLB「Plays of the Year」1位
• ワールドシリーズ第7戦での「中0日登板・無失点リリーフ」が今季最高のプレーに選出
山本由伸投手は、名言としても有名になったのですが代表的な言葉と言えば・・・
代表的な名言は「Losing isn’t an option(負けるという選択肢はない)
その他にも、いろいろな名言を残しています
- 「良い時こそ謙虚に、悪い時こそ明るく」
日本球界時代から語っていた座右の銘
好調時は慢心せず、苦しい時こそ前向きに振る舞うという哲学
- 「僕は天才じゃないですし、才能だけで活躍している人はいないと思います」練習量と準備の大切さを強調した言葉。努力を積み重ねる姿勢が彼の強み
- 「集中するし、熱くなるけど、優しい気持ちで投げること」
投球における精神面のバランスを語ったフレーズ
冷静さと情熱を両立する姿勢
語れば語るほど2026年のシーズンが楽しみになります
果たして、ロサンゼルス・ドジャースはワールドシリーズ3連覇を達成することが
出来るのか?
来年のMLBシーズンが始まるまでソワソワと落ち着かない
たけのこでした(笑)






