技術部の高橋です。
髙石工業に今年度(4月に)二人の外国人が大阪工場に入社しました。
一人はベトナム人で営業部に、もう一人は台湾人で技術部に入ってくれました。
技術部のC.Zさんは日本に来て約1年で、日本語はそこそこ話せて(日本語検定N2)一緒に仕事をする上では、コミュニケーションに困ることはありませんが、通じない日本語もあり、言葉を置き替えると通じる感じの外国人です。
一方、営業部のC.Cさんは、約10年日本に住んでおり日本語がペラペラです。(ほぼ日本人)営業部は仕事を取るときに材料の相談を技術部とするので、必然的に営業部と技術部はコミュニケーションを取ることがよくあります。
私は営業の経験もあるので新人のC.Cさんとは、アドバイスも兼ねてよく話をします。そんなこともあり、C.Cさんが会社に慣れてきたころには、休日一緒にご飯を食べに行く仲にもなりました。
C.Cさんは同期のC.Zさんとも仲が良く、とあるときC.Zさんの母国料理である台湾料理に誘われました。私は海外には興味がなく行きたいとも思っていない人間なので、当然海外の食にも興味がなかったのですが、いい機会だと思い行ってみました。
日本にある台湾料理店は日本人向けにアレンジしているらしく、台湾出身のC.Zさんは「見たことない料理」という料理もありましたが、そのおかげか私はどの料理も美味しく食べることができました。
このことをきっかけに外国食も悪くないなぁと思い、インド・ネパール料理店にカレーを食べに行ったり(以前の私なら絶対に行かない店)、次はC.C.さんの母国料理であるベトナム料理店に行く約束もしました。
外国人の彼らが入社してなかったらこの先も外国食を食べることはなかったと思います。日本にあるお店は本場と比べると『もどき』かもしれませんが、そのもどきでも挑戦しようと思わせてくれたC.CさんC.Zさんには感謝しています。
C.Zさんは残念ながら退職して台湾に帰ってしまったのですが、今ではC.Zさんに会いに台湾まで行って本場の台湾料理も食べてみたいとも思っています。