皆さんこんにちは!業務課の原です。
ゴム製品を作るときに製品といっしょにできる「バリ」って
なんだかわかりますか(*´∀`*)?
「バリ」とは、成形時にできる製品部以外の
いわゆる不要な部分のことを指します。
【ゴムが出来るまで】
効率よく製品を作るため、あるいは品質を保つために
ある程度バリがでることは仕方ないことなのですが
製品部ではないので産業廃棄物として捨てられる
運命にあります(;_;) ショボン
ところが、バリはただのゴミをなるわけではありません。
「バリはリサイクルされて生まれ変わる!!」
その現場を見る為に、バリを固形燃料にリサイクルして下さっている
西部サービス株式会社さんの工場へ行ってきましたp(^^)q
西部サービスさんでは廃プラスチックや木くず、紙くずを
固形燃料「RPF」(※1)として生まれ変わらせる事業をされています。
※1:Refuse(廃物) Paper&plastic(紙、プラスチック) Fuel(燃料)
西部サービスさんの工場の前まで来て、まず目を引いたのはその外壁。
色鮮やかなひまわりの絵が描かれており、とてもすてきでした。
神戸の子供たちが書いてくれたそうです。
工場につくと、最初に会議室で事業内容のビデオを見せていただきました。
そして事前にしっかり知識を頭に入れて、いよいよ工場見学です。
3Fの会議室を一歩出ると、そこから工場内の様子を見る事が出来るようになっています。
さまざまな産業廃棄物から燃料に必要な種類を選別し、(いろいろな選別方法があるので大きな機械がたくさんあります)
固形燃料にふさわしい配合にしてRPFへ!!
RPFは二酸化炭素の排出量を抑制出来たり小型で高密度なので灰の発生率も抑制するそうです。
そうやって見学している間にも新しい産業廃棄物がどんどん運ばれてきます。
産業廃棄物・・・と聞くと、臭いや音がすごいのかな?と思っていましたが工場内はとてもキレイで驚きました。
その後、1階に降りて実際に近くで見学。RPFをトラックの積み込む作業も見る事が出来ました。
バリが捨てられるのはもったいないな・・・と思っていたので新しく固形燃料として使われるのはとてもうれしい事です。
環境にも良い事づくめですね(*´艸`*)
貴重な見学させていただきました。西部サービスさんありがとうございました。