お客様 : 日本大学大学院理工学研究科 様
キーワード : 簡易型製作 試作の流れ 問合せフォーム
営業部の齋藤です。
前回まで御見積りを出す段階までお話ししました。
御見積りを出すためには事前のお打ち合わせが欠かせないという内容でした。
受注
御見積書を提出して5日後にご注文をいただきました。
受注です。
いつでも注文をもらうとうれしいものです。
今回は簡易型を使った試作なのでなおさらです。
簡易型手配
簡易型を使った試作の手配をします。
普段と違うところは、まず簡易型の手配をしないといけない点です。
金型がないと成形はできませんし、それが最も時間のかかるものだからです。
簡易型製作
とはいえ簡易型は自社で製作するので時間はずいぶんと早くできます。
量産型と同じような作り方で1ヶ取の金型を作ると時間もかかりますしコストもかかります。
時間で言うと数週間、コストで言うと数十万円します。
それが簡易型ですと、数日、数万~十万円程度で済みます。
ましてや今回のように3ヶだけ必要ということであれば簡易型はうってつけです。
お問い合わせ
まず[1 お問い合わせ]ですが、私どもではいろいろな形で受け付けています。
メールと電話での問い合わせが多く、どちらも「HPをみて」という方ばかりです。
メールの場合はHPの問合せフォームからがほとんどです。
内容によって様々ですが、分からない点など返信や電話でお聞きして打ち合わせということになります。
電話の場合は、その場で詳細をお聞きするのでだいたい必要なことは打ち合わせできます。
御見積り
お打ち合わせによって試作の進め方が決まるので、それに沿った御見積りをお出しします。
簡易型を使った御見積りですと、
1 簡易型の単価
2 試作品数量に対する単価
という内訳になります。
金型代を製品代に含めることもできますし、試作一式でお出しすることもあります。
受注
御見積内容がよろしければ御注文をいただく段階に進みます。
御注文の方法も様々で、メールやFAXで注文書をいただくのが一般的です。
他には指定伝票で送ってくださるとか、口頭という形もあります。
いずれにせよ何らかの方法で発注を伝えていただければ大丈夫です。
各種手配
金型ができないことには成形ができませんので、受注するとまず簡易型の手配からはじめます。
単価を出す時点で図面はだいたいできているので詳細をつめて製作に入ります。
それと並行して、試作品製作の手配も進めます。
主に成形と材料の手配をします。
ともに簡易型があがればすぐに取り掛かれるようにしておきます。
あとは納期との兼ね合いで工程を組んで成形します。
出荷
これもお客様の様式に合わせて行います。
一般的には請求書と納品書を製品に同封して出荷します。
今回の場合は受注から納品まで10日(営業日)で対応しました。
成形品の試作としてはずいぶん早いと思います。
次回は納品後のお話をします。
ではまた。