私たちは水道用のゴムパッキンメーカーとして、長年にわたる実績があります。
その経験と実績を生かして、水道用の「決定版」と言えるゴムシール材料を開発しました。
それがゴム材料「E-745」です。
・水廻りで使用するゴムパッキンには必須といえる「墨汁現象対策」
・シール部品の生命線ともいえる耐「圧縮永久歪み性」
この二点を両立させることは困難を極めますが、この材料はその両方を高いレベルで満足しています。
「墨汁現象対策」
水道水のゴムシールは、長年使うとゴム表面がボロボロになり、シール性能が損なわれたり、ボロボロになった成分が流れ出すことがあります。
わが社のゴム材料「E-745」は、この墨汁現象を防ぎ体積変化を最小に抑えて当初の性能をキープいたします。
実際に塩素濃度50ppmの試験水を60℃に加熱し、168時間浸漬しても、いわゆる「墨汁現象」は発生せず、体積変化率・質量変化率・硬さ変化ともに大変優れた数値を示します。
「圧縮永久歪み性」
シール性能の重要な指標として、「圧縮永久歪」というものがあります。
圧縮永久歪はどれだけへたりにくいか、すなわち長期間安定してシール性能を発揮することができるかという、JIS K 6262に定める試験です。
数字が小さいほど、優れた性能を示すということになります。
ゴム材料「E-745」はこの圧縮永久歪みも優れています。
120℃・70時間・25%圧縮の試験条件では、「10」を下回ると大変優れているのですが・・・
この「E-745」は驚異的ともいえる「4」という数値をたたき出しています。
このように優れた特徴を持ったゴム材料「E-745」は水廻りパッキンとしての使用に大変適しております。
実際に各種水栓メーカー様に採用され、様々な形状のOリング・パッキン・ガスケットとして活躍しています。
是非、ご検討ください。