わが社の研究開発棟「護夢工房」には、「動的粘弾性測定装置(DMA)」という装置があります。
「動的粘弾性」とは、「試料に時間によって変化(振動)する歪みまたは応力を与えて、それによって発生する応力または歪み」です。これを測定することにより、試料の力学的な性質を測定することができます。
この装置を用いて様々な温度下でゴムに変形を与えることにより、貯蔵弾性率:E’、G’、損失弾性率:E”、G”、損失正接:tanδ(=E”/E’)等の温度依存性や周波数特性を測定することができます。これらの測定により、ガラス転移点など高分子の分子構造や分子運動に関する情報を得ることができます。
自社内のゴム開発に関する分析のみならず、お客様からの性能分析の受託試験でも威力を発揮しています。
ご興味ある方は是非「お問い合わせページ」よりお問い合わせください。