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2021年3月02日

研究開発用ゴム練り機の話

わが社には研究開発用ゴム練り機として、「ロール」と「ニーダー」があります。

 

 

 

 

 

 

 

「ロール」

 

わが社では研究開発用のゴム材料を練るときにこの「試験ロール」を主に使います。

二本のロールの間にゴム原料や薬品を繰り返し通すことで、ゴムに薬品を練りこんで分散させます。

少量のゴムでも(500ccくらいから)、配合薬品をきめ細やかに練ることができるのが特徴です。

写真は6インチの試験ロールで、日々の研究開発には欠かせない機械です。

 

半面ロールの扱い方にはスキルが必要なため、習得には時間がかかります。

 

 

 

 

 

 

「ニーダー」

 

こちらはわが社で3年前に導入したニーダーです。チャンバーの中の二本のローターでゴムと薬品を練り合わせます。

なんといっても練り時間が短い!ロールだと30分かけて練るものが、5分程度でできてしまいます。

またローターの構造的に、分散よく練ることができます。練り量も3Lまで練ることができるので、研究開発用途に適しています。

 

操作方法を覚える必要があるのと、掃除に時間がかかるのが少し難でしょうか(トータルにかかる時間はロールもニーダーでもそれほど差はありません)。

 

 

 

 

ロールもニーダーも、わが社の研究開発やお客様からの受託試験の際に大変活躍しています。

ご興味のある方は是非「お問い合わせ」ページからお問い合わせください(^^)

 

 

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