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┏┿━━「ゴムって意外とおもしろい!」━━━━━━━━━┿┓
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┃ 高石工業メールマガジン Vol.216
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┗┿━━━━━━━━━━━━━ 2020年9月25日号 ┿┛
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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
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ゴムって実はおもしろい素材なんです。
伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素材なんです。
そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取り組みをお伝えします。
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┃1┃社長コラム
┗━╋…─────────────────────────
┗『 うれしいことがありました 』
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┃2┃高石工業NEWS
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┗『 フッ素ゴムのSPラバーをご紹介 』
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┃3┃今月の気になる○○
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┗『 『突っ張りアジャスター』という商品を紹介します 』
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[1]社長コラム
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先日、うれしいことがありました
ある主要なお客様の取引先評価で、
なんと昨年度一年間の最優秀賞(全取引先中1位)をいただきました。
おそらく100社を越える取引先の中での1位です。
聞くと、ここ数年は常に10位以内に入っているとのことでした。
何年か前には優秀賞をいただいたこともありましたが、わが社にとって
最優秀賞は初めてです。
思えば10年前には監査でずいぶんダメ出しをされました。
その時に出た品質クレームがきっかけだったのですが、仕事の仕組み、
品質の考え方、変化点管理、予防・是正の方法、教育訓練・・・
私たちが「これでいい」と信じていたやり方をほぼ真っ向から否定されました。
その時は余りのショックに、そのまま取引が打ち切られ、会社がつぶれて
しまう、と本当に思いました。
実際、普通なら取引自体が打ち切られても仕方のないところだったのですが、
監査をされた担当の方は、厳しいながらも毎回懇切丁寧に何をどう考え、
できていない所をどう変えるべきかを教えてくださいました。
私たちは必ずしも全部を理解し行動できたわけではなかったのですが、
理解し改善していかねばならないと必死に食らいついていきました。
選ばれ続ける会社・工場はどのようなものか社内で勉強会をしたり、
優れた会社をいくつも見学に行って、いい点を取り入れたりもしました。
工場の人たちも「このままでは工場がなくなってしまう」と自ら改善に
取り組むきっかけになりました。
その時は正直なところ「なぜここまで言われないといけないのか」と思う
気持ちもありました。そう思いながらもこの10年の間、くじけずに地道に
改善に取り組んできました。
その中で「社内は全員参加で」「仕事はお客様目線を忘れずに」「スピード
とレスポンスよく」といったものの見方・考え方などを学ばせていただき
ました。あの時変わらなければ、今の私たちはなかったのではないかと思います。
今にして思えば、変わらなければいけなかったのは私たちの方だったの
だなと思います。あの時の叱咤激励には本当に感謝しています。
例年でしたらこのお客様の年度発表会で表彰を受けるところですが、
新型コロナウイルスの影響で今年は中止なのが少し残念なところです。
社内でも祝賀会をしたいところですが、残念ながらこれもかないません。
とはいえせっかくのことなので、この10年を振り返り、しみじみと喜び
たいと思います。
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代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
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[2]高石工業NEWS
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◆ フッ素ゴムのSPラバーをご紹介
こんにちは。
営業部の中村です。
おかげさまで多くのご支持をいただいている、高石工業のSPラバーですが、
今回はその中から、フッ素ゴムのSPラバー「F-708」をご紹介します。
ではまず概要から、
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材料名:F-708
材料種類:FKM(フッ素ゴム)
特徴:自己潤滑性材料(SPラバー)
【常態試験】
硬さ(デュロメーター):71
引張強さ(MPa) : 11.4
伸び(%) :350
100%引張応力 :2.5
【老化試験:230℃×72h】
硬さ(デュロメーター):-1
引張強さ(MPa) : +1
伸び変化率(%) : 0
【圧縮永久ひずみ試験】
200℃×70h :33
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【 SPラバーとは? 】
ゴムの固着防止・摺動抵抗の軽減・グリスレスでの使用を目的に
開発したゴム材料です。
後付けの表面コーティングとは異なり、材料自体に潤滑性を持たせていますので、
半永久的に潤滑性が継続します。
※使用環境による
【これまでのSPラバーとの違い】
これまでのSPラバーは、ゴムに配合した滑り成分を表面にブルームさせることで
高い潤滑性を有していましたが、常時70℃以上の使用環境や、継続的な摺動に
弱い側面がありました。
今回のF-708は従来のブルーム方式と異なる方法で潤滑性を持たせているため、
摺動部へ使用した際の耐久性や使用可能な温度領域(0~200℃)が
飛躍的に向上しています。
これまではフッ素ゴムの特性上、潤滑性能を持たせられる硬さの限界は80°でしたが、
今回は最も要望の多かった硬さ70°がラインナップされました。
気になる、試してみたいと思われた方は
お気軽に中村までお問合せください。
営業部 中村
mail:k-nakamura@takaishi-ind.co.jp
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[3]今月の気になる○○
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◆ 『突っ張りアジャスター』という商品を紹介します
こんにちは。営業部の古家です。
今月は『突っ張りアジャスター』という商品を紹介します。
衣類などを吊り下げておく突っ張り棒のシステムを
木材に付けられるようにしたのが『突っ張りアジャスター』です。
このアジャスターを比較的安価な2×4材の先端に付け
天井と床を突っ張らせることにより
新しい柱を立てたかのようにしっかりと固定させることができる
便利なアイテムです。
2×4材は加工しやすい為、棚作りの自作に最適ですが
壁や床に固定する際に穴を開けてしまうことになります。
穴が残るのは避けたいし、賃貸の場合だと問題は切実です。
『突っ張りアジャスター』はそんな悩みを解消してくれます。
天井・床に穴を開ける事なく、棚を固定させることができます。
ちなみに我が家でも作って見ました。
- まずは、作りたい棚をイメージします。
- 次に各パーツの寸法を書き出し、2×4材の必要な量を把握します。
- そして材料を購入し、設計図に基づいて材料を切り出します。
(無料でしたのでホームセンターでやってもらいました。)
- それから塗装(ずぼらな私は最初から塗装済みの木材を購入)
- 棚受けを取り付けて棚板を取り付けます。
ここまでホームセンターで作っておいて
棚を持ち帰り、家に設置しました。
製作に掛かった時間は約3時間。慣れればもう少し短縮できそうです。
コロナ禍のステイホーム期間中、DIYとしておすすめです。
以上今月の気になる○○でした。
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あとがき
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こんにちは、営業部の中村です。
9月も残り僅かとなり、日中も幾分過ごしやすくなってきました。
例年だとまだまだ残暑が残る時期ですが、今年の秋は訪れが早いですね。
さて、今月は9~11日の3日間、名古屋で行われた機械要素技術展に出展してきました。
とは言っても今回は展示品のみ出展です。
展示ブースは3日間無人の状態で、私が会場に足を運んだのは
前日の搬入と最終日の搬出時だけ。
機械要素技術展の最終日といえば、歩くスペースがないほど人がごった返す印象ですが、
やはり客足は疎らで、主催者発表では3日間の来場者数は約1万人でした。
個人的に大規模展示会のお祭りのような雰囲気は
好きなのでなんだか寂しい限りです。
今年は2月頃から新型コロナ騒動が起きはじめ、
予定していた展示会・商談会は全て中止や延期となりました。
また普段は月1回で伺っていた遠方のお客様にも
会えず、商談や打ち合わせの大半はZOOMや電話での対応に。
もちろんこの方が移動の経費もかからず、
効率も良いのでしょうが、個人的にはイマイチ楽しくありません。。。
コロナ騒動が終息しても、今後はZOOMやSNS等を活用した
営業活動がスタンダードになるのでしょうか。
それはそれで少し寂しいですね。
(営業部 中村)
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