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┏┿━━ 「ゴムって意外とおもしろい!」 ━━━━━━━━━┿┓

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┃       高石工業メールマガジン Vol.264

┗┿━━━━━━━━━━━━━━━━━  2024年9月25日号  ┿┛

 

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ゴムって実はおもしろい素材なんです。

 

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、

配合一つで性能が変わったりと…。

ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素材です。

そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取り組みをお伝えします。

 

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┃1┃社長コラム

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  ┗『鳥取第二工場(新工場棟)について』

 

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┃2┃高石工業NEWS

┗━╋…───────────────────────── 

  ┗『ゴムのちょっとした豆知識』

 

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┃3┃今月の気になる○○

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  ┗『 シャチが気になる』

 

 

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[1]社長コラム

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◆ 鳥取第二工場(新工場棟)について

 

先月のメルマガでも「高石工業NEWS」でお伝えした「鳥取第二工場(新工場棟)」の話です。

改めてこの件について建設に至った経緯を書きたいと思います。

 

今を遡る事約60年、高石工業の創業者・高石繁之(私の祖父です)は、

高度成長期の波に乗って業容拡大をする際、鳥取に工場を建設することに決めました。

 

その際にJR鳥取駅の隣の駅である「湖山(こやま)」駅の駅前に新しく

出来た工業団地を選定しました。

これは、祖父・繁之が高校卒業まで鳥取で育ったことが関係しており、

いわば「故郷に錦を飾る」状態でした。

 

その後工場用地で買った正方形の土地の半分を使って工場を建て、

その後更なる業容拡大に伴ってさらに工場を建て増す・・・予定でした。

 

しかし、その後の業容拡大にもかかわらず、残り半分の土地は使われることなく推移しました。

30年前に先代社長の父・健太郎が新工場棟を建てた時も、従来の土地の敷地内で賄え、

正方形の残りの半分の土地は使われることなく「空き地」となり数十年経ちました。

 

その間にはいろいろな事業者様から土地を売ってほしい、貸してほしい、

某大手チェーンのレストラン用地として使いたいなどというお話が舞い込みました。

 

しかし父・健太郎はいつかこの土地が必要になるときがきっと来る、

と信じて首を縦に振りませんでした。

 

その後周囲が発展して「車社会」になったため、「空き地」の2/3をガソリンスタンドに貸し出し、

残りの1/3を工場の従業員のための「駐車場」として使用することとなりました。

 

1994年には智頭急行経由で大阪と鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」が運航開始され、

2013年には中国自動車道と鳥取市を結ぶ「鳥取自動車道」が開通し、

山陽と山陰の利便性が飛躍的に向上しました。

 

大阪の本社工場と鳥取工場まで、3時間弱で行き来ができるようになりました。

高石工業の中でも最大の量産工場として、鳥取工場の果たす役割はますます大きくなってきました。

 

そして2020年代に入り、新型コロナウイルスで「ステイホーム」となったことで、

にわかにお客様の業界が活況となり、私たちの工場もフル操業となりました。

 

このままでは工場がパンクすると危惧され、お客様にご迷惑をおかけするわけにもいかず、

しかもこれから「水素」用のOリングも多く作ることになると予想されたため、

「駐車場」として使っている場所に今回の「新工場棟」の建設に至りました。

 

(長くなったので、この話は来月に続きます)

 

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代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!

まじめな仕事の話から、趣味の話まで

https://takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/

 

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[2]高石工業NEWS

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◆ ゴムのちょっとした豆知識

 

営業部の中村です。

 

このコラムでは、高石工業のニュースをお届けしていますが、

これと言ったトピックが思い浮かびませんでしたので、

今月はゴムのちょっとした豆知識をご紹介したいと思います。

 

★ 加硫は夫婦げんかから生まれた!?

 

ゴム製品を作るときに欠かせない加硫工程。

この加硫をすることでゴムには弾性が生まれます。

 

実はこの加硫によって弾性が生まれることは

ある夫婦の喧嘩から発見されたと言われています。

 

1839年、チャールズ・グッドイヤーという人物が妻と口論になり、

苛立って投げつけたゴムとある薬品を混ぜた混合物がストーブの傍に

落ちてしまいました。※これは所説あるようです。

 

すると、ストーブで加熱されたその混合物は溶けるどころか

化学反応をおこして弾性が生まれていたのです。

 

その薬品こそ、現在加硫剤として最もよく使われている硫黄でした。

 

その後、グットイヤーはイギリスのゴム会社に製法や成分を隠して

サンプルを送りましたが、ハンコックという人物がそれを分析して製法を確立。

自身よりも先に特許申請をされてしまったという歴史があります。

 

ちなみにグットイヤーというタイヤメーカーがありますが、

このグットイヤー氏とは全く関係がないそうです。

 

EVメーカーのテスラのような感じですね。

 

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[3]今月の気になる○○

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◆ シャチが気になる

 

営業部の八木です。

まだ残暑は続きますが、少し暑さがやわらぎ

外出がしやすく、観光や行楽の話題が気になる季節です。

 

最近で気になる話題といえば、今年の6月に須磨海浜公園整備により

新しく『神戸須磨シーワールド』がオープンしたことでしょうか。

 

西日本唯一のシャチの展示がある水族館であることが注目を集めています。

 

シャチのパフォーマンスも楽しめるほか、シャチに関する生態調査のデータの

紹介などを行なっており、瀬戸内海の自然や神戸・須磨の生態系が学ぶことができ、

大人も子供も楽しみながら学べるというのがコンセプトのようです。

 

現在、日本国内で飼育されているシャチは全7頭、

神戸須磨シーワールド以外に日本でシャチを飼育している水族館は

千葉県の『鴨川シーワールド』と、愛知県の『名古屋港水族館』のみです。

 

『鴨川シーワールド』にいるのは3頭、

「ララ」、「ラビー」の姉妹に、

ラビーの娘の「ルーナ」

 

『名古屋港水族館』に2頭

「アース」と「リン」

アースはラビーの息子で国内では唯一のオスの個体になります。

 

『神戸須磨シーワールド』に2頭

「ステラ」と「ラン」

ステラは、ラン、リン、ララ、ラビーのお母さんになるそうなので

現在国内にいるシャチは全員が血の繋がった大家族ということになりますね。

 

水族館で人気者のシャチですが、「海の王者」や「海のギャング」等の

ニックネームがあり、海洋生物の中では食物連鎖の最上位の肉食哺乳類となるそうです。

 

世界中、かなり広い範囲に生息しているため、

地域ごとに模様などの見た目や、食性などの生態にも

様々な違いが見られるようで、調べてみて特に印象的だったのは

生息している場所によって、狩りの方法や

群れの規模などが違う、というのが驚きでした。

 

因みに日本では北海道の知床などのクルーズ観光で

野生のシャチを見る事ができ、春~夏頃がベストシーズンとなっており

遭遇できる可能性があるようです。

 

神戸須磨シーワールドはオープンして間もない為、まだしばらく混み合うことが

予想されますが、楽しみながら生態系に触れて、学ぶことが出来る

よい機会になるので、折を見て足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

以上、今月の気になる○○でした。

 

 

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 あとがき

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高石工業のHPには数名の社員が交代で書き手を勤めている

「のびのび」ブログ、というページが毎週木曜日に更新されています。

 

高石工業 社員の「のびのび」ブログ

 (takaishi-ind.co.jp)

https://takaishi-ind.co.jp/nobinobi/

 

今年の夏頃から、私も加わることになり、

現在では16名ほどの社員が参加しています。

 

こちらのメルマガと違い、写真や画像などを掲載できるのもあって

バラエティに富んだ内容で展開しております。

良かったら覗いてみてください。

 

 

(営業部 八木)

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