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○○「ゴムって意外とおもしろい!」 ○
○ 高石工業メールマガジン Vol.47 ○
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○○○○○○○○○○○○○○★2010年12月25日号★○
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今年も残すところ5日となりました。休暇前で忙しい方も多いと
思いますが、年末年始の休みには英気を養って、新年からいい
スタートが切れるようにしたいですね。
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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。
伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。
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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
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★――INDEX――――――――――――――――――――★
[1]ゴムの「Knowledge」
~『補強材3 ゴムに硬さを付与するだけでなく、さまざまな
効果をもたらします。』
[2]社長コラム
~『出張につきお休みします』
[3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より 今月の担当は福井
~『高石工業の開発会議 その3』
[4]「のびのびブログ」より 今月の担当は鳥取工場 田中
~『意気込み』
[5]今月の気になる商品ご紹介
~『履いて歩くだけで脚がきれいになる靴って?』
[6]高石工業ニュース
~『冬季休業のお知らせ』
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■□ [1]ゴムの「Knowledge」
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前号に続いて、補強材の具体的な種類についてお話します。
5.シリカ
シリカは高い補強性と透明・明色配合が可能であるので、様々な
ゴム製品に使用されます。カーボンブラックとは異なった性能も
あることから、接着性、耐引裂性、耐熱性等の改善にカーボン
ブラックと併用もされることもあります。
また、シリカはカーボンブラックに次ぐ補強性を有し、見た目も
白いことからホワイトカーボンと呼ばれることもあります。
ただこれは、カーボンブラックに対しての呼び名であって、
あくまでケイ酸系の白色充てん剤のことを指すだけで、
シリカ=白いカーボンというわけではありません。
シリカを使用する目的の一つに、白色や淡色系のゴム製品を補強
することがあります。また、カラー品を製造する場合などにも
使用されます。
シリカを製造方法によって分類すると、湿式シリカ(含水ケイ酸)と
乾式シリカ(無水ケイ酸)に大別されます。
1)乾式シリカ
乾式シリカ(無水ケイ酸)は、主としてシリコーンゴムの補強剤と
して使用されています。ただ、一般的にコストが高く、加工性も
あまりよくないと言われているため、使用用途は限定される傾向に
あります。
2)湿式シリカ
湿式シリカ(含水ケイ酸)は、合成ゴムの補強以外にもカラープリンタ
用のインクジェット紙の表面コート剤としても使用されます。
近年、タイヤにシリカを充填すると、路面の転がり抵抗を低減して、
燃費そのものを向上させる効果があることがわかってきたため、
使用量の増加が見込まれています。
またカーボンブラックやシリカの他にも、「塩基性炭酸マグネシウム」、
「活性化カルシウム」なども補強材として使用される場合があります。
<以上 終了>
※お断り
この項目に記載している記述内容はあくまでも一般的に知られて
いる事柄です。弊社独自のノウハウを開示したものではありません。
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■□ [2]社長コラム
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今回は出張につきお休みします。
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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail101225
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■□ [3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より
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前回は技術部と顔合わせを行ったこと、また、営業部からの提案に
対し、技術部から同意を得られたというお話をしました。
今回は毎週の活動報告会議についてお送りいたします。
営業部と技術部のスタッフは開発の報告会議をおこなうため、
毎週1回集まることにしています。
そこでは現状の報告や打ち合わせを行います。
(ちなみに、会議はテキパキとすすめるために基本的に30分で
切り上げることにしています。)
今回の会議では技術部と内容のすり合わせを行いました。
技術部から開発の進捗状況を聞きとり、営業部が作成した目標管理
シートに記入をしていきます。
前回もお話ししましたが、現在は2種類の材料開発を行っているので
2枚の目標管理シートが存在します。
期間についても順序立てて開発がすすめられるように、目標管理
シートに定めています。
会議では重要なポイントがいくつか挙げられていきます。
・ 情報について
・ 試験について
・ 材料について
・ 配合について
・ 製品について
などです。
情報という項目においては、その収集方法について話をしました。
技術部は過去の知見を活かしたり、文献などで調べたりして、
営業部員には出来ない材料についての知識を活かしてもらいます。
一方、営業部は実際に足を動かし、お客様がどのような性能を
望んでおられるかなどについて情報収集活動にあたります。
この点においてはお客様には大変お世話になっています。
ありがとうございます。
このようにお互いの特徴を活かして材料開発を行っています。
さて、先述のように、現在、材料開発案件を2つすすめていますが、
目の前に「ある課題」が存在します。
それは開発中に使う「治具」についてです。
会議中には
『どの様な治具を使うのか?』
『治具は自作するのか?』
などの意見がでます。
この検討を深める理由は、材料開発の初期段階では治具の重要性が
特に大きいからです。
実際に測定が始まってから誤りに気づき、一からやり直す事が
ないようにすること、および安定した測定結果を得るためにも治具は
非常に重要です。
また、測定方法や測定箇所によっても治具その物が変わってしまうので
それらについても決めなければなりません。
というように、現在可材料開発そのものと並行して治具についても
検討しています。
これについては動きがあればこのブログで随時報告いたします。
今回はここまでです。
次回は材料開発案件2についてお送りいたします。
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● 当社の「研究・開発への取り組みの様子」をお伝えする
「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで好評です。
こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail101225
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■□ [4]「のびのびブログ」より 今月の担当は鳥取工場 田中
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はじめまして。
鳥取工場 成形班の田中です。
9月に入社させて頂いて、あっという間に3ヶ月が経ちました。
歓迎会をやって頂いた時には多くの方に参加していただき
うれしかったのを覚えています。
仕事でも皆さんが親切に教えて下さり、一日でも早く皆さんの知識を
自分のものにできる様、毎日の仕事に専念しています。
あまり文章を書く事が得意ではないのですが、ブログを読んで
くださる方に楽しんでもらえたらいいなと思っています。
これからも高石工業で頑張っていこうと思っているので
宜しくお願いします。
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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail101225
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■□ [5]今月の気になる商品ご紹介
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今回はアメリカでブレイクしている「ある靴」のお話です。
これは「トーニング・シューズ」と呼ばれている靴で、
履いて歩くだけで、美脚効果やシェイプアップ効果が
期待できる魔法のような靴らしいのです。
女性だけでなく、男性にもかなりの人気で、アメリカでは
専門店もあるとか。
ポイントは2つあるのですが、一つは、底が真っ平らではなく、
つま先からかかとにかけて丸くカーブした形状をしていること。
もう一つは、体重がかかるとしずみこむかかと部分のクッション。
これにより、履いて歩くとかなり不安定な状態となります。
このような状態だと自然とバランスを取ろうとするために足の
筋肉に負荷がかかるようになっているのです。
実は日本でも今年リーボックが販売を開始し、徐々に認知度が
上がりつつあります。秋から冬にかけてはニューバランスや
プーマも販売を開始。さらに来年はデサントからも発売
される予定で、ますます人気がでるかもしれません。
形状のほかにもう一つ大きな特徴は、「デザイン」にあります。
これまでの健康志向シューズは「スポーツ用シューズ」的な
デザインが多く、普段の服装にあわせづらいという難点が
ありましたが、このシューズはブーツやパンプス仕様の
ものもあり、普段からでも履いて歩くことができます。
また一部メーカーからはスーツ着用時にも履けるような
ビジネスタイプの発売が計画されています。
女性の美脚対策はもちろんこと、メタボが気になりだした方は
お試しになってはいかがでしょうか。
以上、今月の気になる商品ご紹介でした。
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■□ [6]高石工業ニュース
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弊社は、
平成22年12月28日(火)~平成23年1月4日(火)
の間、冬期休暇とさせていただきます。
期間中はご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどなにとぞ
よろしくお願い申し上げます。
なお、年内の発送は12月24日(金)までとさせていただきます。
また、年初は1月5日(水)より発送いたします。
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編集後記
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皆々様には本年も大変お世話になり誠にありがとうございました。
この場をかりしまして厚く御礼申し上げます。
来年もこれまで以上に、皆様のお役にたてますよう誠心誠意
努力する所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、
従業員一同心よりお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様にとって2010年は、どのような年
でしたでしょうか。2011年が皆様にとって幸多い年となります
ことを祈念いたしております。
2011年も何卒よろしくお願い申し上げます。
(営業部 佐藤)
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