高石工業の高圧水素用Oリングは、高圧水素用に研究開発された素材を用いており、その高い品質と耐久性で、日本国内外にある多くの70MPa水素ステーションで採用されています。
(写真は北大阪水素ステーションです)
水素ステーションにおいては、FCV(燃料電池車)へ約3~5分間で水素を充填することが求められます。
すなわち、大気圧⇔70MPaの急加圧・急減圧のサイクル変動を伴う中で、分子量が最も小さい水素をシールすることが必要になります。
従来、高圧ガス・急加減圧サイクル・低分子気体シールという条件はゴムシール材にとっては非常に過酷であり、金属によるシールでないと無理ではないかと考えられていました。
さらに水素ステーションの機器ごとの、使用される温度領域もその難しさに追い打ちをかけます。
ゴム材料は高温では劣化が進行しやすく、また低温ではゴム弾性が失われ本来のシール機能を発揮できなくなります。
これらの課題を解決するために当社は約15年前から研究開発を重ね、ゴムによる高温高圧水素・低温高圧水素のシールを可能にしました。
研究開発や試験を経て多くの知見を蓄積し、今も更なる長寿命高耐久に向けて開発を続けています。
私たちは高圧水素用Oリングで、環境にやさしい「水素社会」の実現に貢献します。
ゴムでお困りでしたら、是非ご相談ください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。