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高石工業株式会社 伸縮自在ブログ 水素とゴムの話 【70Mpa】高圧水素ステーション向けのゴムシール材料
2025年1月08日

【70Mpa】高圧水素ステーション向けのゴムシール材料

高石工業の高圧水素用Oリングは、高圧水素用に研究開発された素材を用いており、その高い品質と耐久性で、日本国内外にある多くの70MPa水素ステーションで採用されています。

 

 

 

 

 

 

(写真は北大阪水素ステーションです)

 

 

水素ステーションにおいては、FCV(燃料電池車)へ約3~5分間で水素を充填することが求められます。

 

すなわち、大気圧⇔70MPaの急加圧・急減圧のサイクル変動を伴う中で、分子量が最も小さい水素をシールすることが必要になります。

 

 

 

 

従来、高圧ガス・急加減圧サイクル・低分子気体シールという条件はゴムシール材にとっては非常に過酷であり、金属によるシールでないと無理ではないかと考えられていました。

 

 

 

さらに水素ステーションの機器ごとの、使用される温度領域もその難しさに追い打ちをかけます。

 

ゴム材料は高温では劣化が進行しやすく、また低温ではゴム弾性が失われ本来のシール機能を発揮できなくなります。

 

 

 

 

 

 

これらの課題を解決するために当社は約15年前から研究開発を重ね、ゴムによる高温高圧水素・低温高圧水素のシールを可能にしました。

 

研究開発や試験を経て多くの知見を蓄積し、今も更なる長寿命高耐久に向けて開発を続けています。

 

 

 

私たちは高圧水素用Oリングで、環境にやさしい「水素社会」の実現に貢献します。

 

ゴムでお困りでしたら、是非ご相談ください。

 

 

 

皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

 

 

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