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高石工業株式会社 伸縮自在ブログ 各種評価試験 【評価試験】硬さ測定について(デュロメータ)
2022年6月06日

【評価試験】硬さ測定について(デュロメータ)

【ゴム材料の性能評価試験・材料開発支援】

 

私たちがゴム材料の性能評価試験・材料開発支援としてお手伝いできることは多岐にわたります。これまで、私たちは様々な研究開発のお手伝いをしてきました。

私たちの行っている、主な取り扱い試験についてご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

【硬さ測定(デュロメータ)】

 

高石工業では、ゴムの硬さ測定に『タイプAデュロメータ』と『IRHDマイクロ硬度計』を使用しています。こちらではデュロメータによる硬さ測定についてご紹介します。

 

●加硫ゴム及び熱可塑性ゴム‐硬さの求め方

 

これはJIS K 6253-2で規定された試験方法です。
ゴムの硬さは使用条件に合っていないと、使ったときに性能が出ない要因になる、重要度の高い物性です。同じ材料でも硬さを変えることにより引張強さや伸びなども変わってきて、使用目的に近づいたり遠ざかったりします。

現在使用している硬さ試験機のひとつは『タイプAデュロメータ』です。

JIS規格に載っている試験機はひとつではなく、それぞれに測定方法も異なっています。
『タイプAデュロメータ』は試験片の厚さ6.0㎜以上で、硬さA20~90の範囲で測定することとされています。

ちなみに高石工業で取り扱っているゴム材料の多くは硬さA50~90です。
量産工程でも硬さはゴム材料の重要な指標で、量産工程の中でも毎日硬さの測定が行われています。

工程内の硬さ測定は材料の一部を抜き取り『硬さチェック用の試料』を成形し測っています。『タイプAデュロメータ』で測るための専用の試料を作っていますので、硬度計を正しく扱えれば簡単に測定することができます。

 

 

私たちは皆さんの研究開発の「ゴム研究開発担当」になりたいと思っています。

研究開発に関するお困りごとがあればまず私たちにご相談ください。

親身にご要望をお伺いし、課題解決のご提案をさせていただきます。

 

 

【ゴム 研究開発 課題解決 受託試験 薬品 配合試験 評価試験 硬さ測定 デュロメータ】

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