【ゴム材料の性能評価試験・材料開発支援】
私たちがゴム材料の性能評価試験・材料開発支援としてお手伝いできることは多岐にわたります。これまで、私たちは様々な研究開発のお手伝いをしてきました。
こちらでは、ゴムに関係する主な取り扱い試験についてご紹介させていただきます。
【引張試験】
引張試験とは、試験片を一定の速度で引張り、引張強さ・引張応力・伸び などを測定する試験です。試験方法は、通常ダンベル状に打ち抜いた試験片をチャック等で挟み、一方をロードセルに掛けもう一方を一定速度で引張る方法がとられます。
高石工業の引張試験もオートグラフという引張試験機にて上記の方法で行っています。基本的に試験片の数は3個で、3個引張ったときの中央値をそのゴムの特性としています。
・引張強さ:試験片を破断するまで引っ張ったときの力。
カーボンブラック、シリカなどの補強剤を配合することにより向上できるが、ゴムの種類によって向上効果の大きさは異なる。
例えば、NRやCRのような伸長結晶性を示すゴムは、結晶部分が補強剤の働きを果たすためカーボンブラックによる引張強さの向上効果は小さいが、SBRやNBRのような非結晶性ゴムでは向上効果は大きい。
・引張応力:試験片を引っ張るのに要する力。
特にもとの長さの2倍の長さに引張伸ばしたときの応力を100%応力という。
・伸び:破断時の試験片の伸び。
試験片の伸びは、標線間の伸びを(光学的に)読み取る方法で行われることが多く、例えば標線間が2倍のびたときの伸びは100%になる。
私たちは皆さんの研究開発の「ゴム研究開発担当」になりたいと思っています。研究開発・評価試験に関するお困りごとがあればまず私たちにご相談ください。
親身にご要望をお伺いし、課題解決のご提案をさせていただきます。
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