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高石工業株式会社 伸縮自在ブログ 水素とゴムの話 【研究開発事例】高圧水素用のゴムOリング
2021年6月22日

【研究開発事例】高圧水素用のゴムOリング

【70Mpa高圧水素ステーションで採用されています】

 

 

 

 

 

 

私たちは高圧水素用のゴムOリングを開発しています。今では多くの水素ステーションで採用され、使用用途が広まりつつあります。

 

(写真は水素ステーション芝公園 ©岩谷産業株式会社)

 

 

 

 

【様々な温度領域があります】

 

 

水素ステーションは主に水素製造装置・水素圧縮機・蓄圧器・ディスペンサーというデバイスで構成されています。

 

それぞれのデバイスにより、水素の温度領域が変わります。

 

例えば、FCV(燃料電池車)に充填するためのディスペンサーでは、水素を-40℃に冷却してから充填します。

 

-40℃という温度はゴムにとっては過酷な温度で、柔軟性が失われます。そのためにシール性能が低下し、界面より水素がリークする原因になります。

 

 

 

【-40℃の低温に耐えられます】

 

 

 

 

私たちは長年の研究により、高圧水素に耐え、かつ耐低温性を克服した高圧水素用のゴム材料を開発いたしました。

 

高圧水素向けのシールでお困りのことがありましたら、お気軽にお声がけください。

 

皆様の課題に私たちの経験と知見がお役に立てるとうれしいです。

 

 

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