営業部の佐藤です。
今回から3回にわたってこのブログを担当いたします。
今回のお話のテーマは、
「お客様からいただいたご依頼を実現するために行う技術部との打ち合わせ」についてです。
少し長いテーマですね。。。
さて、具体的なお話に入る前に、現在当社が手掛けている事業について
簡単にですがあらためて説明いたします。
私たちが今取り組んでいる事業は大きく3つあります。
1)「ゴム材料の研究開発支援」
これはお客様が希望される配合でゴムを練り、
試験片を作成するものです。
主にゴム材料を研究されている大学や企業の研究者向けの事業となります。
2)「ゴムパッキンの試作」
弊社では社内で試作用の金型を製作することができます。
量産前に製品形状の確認をご希望される場合や、
数量的に量産用の金型を作る必要がない場合などにご利用いただいています。
3)「精密ゴムパッキンの量産」
私たちのメイン事業です。60年以上にわたって培ったノウハウと実績を
もとにしてOリングやパッキン、またゴムと金具の焼付け品などを
製造しています。これらの製品はすべて国内の自社工場で生産していますので、
安定した品質でお届けしています。
事業内容を簡単に説明したところで話を本題に戻しますが、
今回のお話は上記の事業のうち、1)と3)に関わる内容です。
弊社では毎日、いろいろなお客様から案件をいただきます。
電話やWEBを通じてご連絡をいただく新規のお客様や、
日頃お取り引きをさせていただいている既存のお客様など様々ですが、
そのご依頼の中に、『特別な配合』で量産ができないか、というものがあります。
例えば、
「ゴムの種類は○○で、ひずみがよくて、色が○○で、・・・。』といったゴムで
量産を依頼したい。」
というものなどがそれにあたります。
ご希望の条件にあった性能を持ち合わせたゴムがすでにあれば
それを使いますが、そうでなければ新しく作り出さなくては
なりません。
こういったご依頼は最終的に数量も関わってきます
(ゴムを練る際にはある程度のまとまった量が必要なのです)が、
できる限りお受けするようにしています。
そこで、技術部との打ち合わせになるのですが・・・。
今日はここまでです。
今回は概略的なお話になってしまいましたが、
次回は具体的な打ち合わせについてお話しします。
ではまた。