キーワード : ゴム部品の試作 簡易型 微細精密加工技術展 ワークショップ
営業部の齋藤です。
先日インテックス大阪で開催されました
「微細精密加工技術展2009」(2009/5/28~30)に出展しました。
その中でワークショップがあり、私たちも参加しました。
今回はそのワークショップで発表した内容を紹介します。
全14ページです。
1 ゴム部品の試作について -簡易型の自社製作- (1/14)
高石工業では様々な取り組みをしていますが、今回は「簡易型を使った試作」ということに焦点を当てて話をしていきます。
2 簡易型を使った成形品 (2/14)
まずは簡易型を使った成形品を見てもらいたいと思います。
アルミ金具にシリコンゴムを焼き付けました。
特徴としてはR0.5のゴムをアルミの淵に焼き付けていることです。
後から接着したのではなく、一体成形で焼き付けているので接着が強固です。
また5色見本としてありますが、これは自社で配合ができるので、それぞれ色付けしたシリコンゴムを使っています。
これはこちらで設計したもので製品としてあるものではありません。
展示会ではサンプルコーナーが設置されていて、この製品を展示しました。
3 会社概要 (3/14)
まずは会社概要からご説明します。
当社は創業から61年になります。
工場は国内に3箇所あり、鳥取と山崎は量産工場、本社は量産もしますが試作や総務・営業などの機能があります。
従業員は全社80名ほどで、事業内容は合成ゴムの成形品、プレス成形をしております。
取引業種としましては、水栓やトイレ、ガス・油圧空圧などシールする部分に使われています。
4 ゴムはよくわからない (4/14)
先ほど事業内容で「量産」「試作」「開発支援」とありました。
私たちは創業から何十年と量産を主体に仕事をしてきました。
近年ですが、「試作」という分野に力を入れ始めました。
そうしますとお問合せをいただくお客様より様々なご相談を受けるようになりました。
お聞きしておりますとゴムに関して困ってらっしゃるのがよくわかります。
まずゴムの試作をしたいけれども、どこに頼んでいいのか分からない。
なんとか勇気をふりしぼって問い合わせたものの、試作の流れが分からないので、なんとなく不安。
さらに作りたいイメージはあるものの何から聞いていいのかわからない。
なんやかんやでやっぱりゴムのことはよくわからない、ということが大概のようです。
今回はここまでにします。
次回は当社の取り組みを交えて試作のお話をしていきます。
ではまた。