Oリング

Oリング

断面がO形の環状パッキンの事をOリングといいます。
断面を圧縮して適度のつぶし代(しろ)を与え使用します。
オイル・ガス・水・空気など流体をシールするのが目的です。
弊社では、以下の3つの条件でのOリング製造を得意としております。

  1. 弊社独自の配合で開発したコンパウンドでの製作。
  2. 変形Oリング。
  3. 特殊寸法Oリング。

< ESPラバーとNSPラバーの特徴とご使用例 >

特徴 ご使用例
ESPラバー
  • 表面がツルッとなめらか。そのため固着しにくい。
  • 潤滑油なしで製品に組み込めるので作業性が上がる。
  • 加工ではなく配合自体に工夫があるので加工代がかからない。
  • 浄水器(固着防止)
  • 業務用散水栓(作業性能の向上)
  • 電子浮き(作業性の向上)など
NSPラバー
  • 風呂の配管(作業性の向上)
  • 調整つまみ(作業性の向上、コスト削減)
  • 消防バルブ(固着防止)など

(ESPラバーならびにNSPラバーについて詳しくはこちらをご覧下さい。)

一般的な円形Oリング以外の変形Oリングの製造も得意としております。これまでにもさまざまな形状を製造した実績がございます。
変形Oリングとは、断面はO形をしているが、上から見た形状が環状になっていないOリングのことを言います。
まずは使用目的、使用条件、材質、硬度など、お客様のご要望をお聞かせ下さい。弊社ではさまざまなご要望にお答えできる体制をととのえております。

-金型の必要性-

Oリングを製造するにあたっては基本的に金型の製作が必要となります。
弊社では旧JIS1種A相当(材料:NBR 硬度70)の材料を使ったP番、G番を取り扱っておりますので、これら規格品の金型は所有しています。もちろんこの金型を使い、EPDMやフッ素ゴム製品の製造もできなくはありませんが、この方法は弊社お勧めしていません。その理由は二つあります。一つは材料によって収縮率が異なるということ。もう一つは仕上げ工程での問題です。

もう少し詳しくご説明いたします。
まず収縮率についてですが、ゴムは成形したあと少し縮むという性質があります。そのため金型はその縮みをみこして実際の製品サイズより少し大きめに作ります。規格品の金型はNBRの硬さ70の収縮率に合わせたサイズになっているため、これとは異なる材料で成形すると収縮後のサイズが規格公差から外れる可能性があります。

もう一つの仕上げについてですが、仕上げを行う上での問題は二つあります。一つは材料および製品の形状によって仕上げ方法が変わるという問題です。仕上げ方法はいくつかあり、材料や製品の形状によって最適な方法を選択します。通常はそこから逆算してどのような金型構造にするかを決めるのですが、最初に金型構造が決まっていると製造できる材料と形状が限られてしまいます。

もう一つはバリの量の問題ですが、 ゴムというのは材料によって物性が異なります。
NBRの硬さ70を専用の金型で成形した場合、当然バリは適度な量となります。しかし、その金型で材料を変えて成形した場合、すべてを同じ条件で成形するとバリの量が増減することになります。したがって、金型に材料を置く際の形状や分量、温度などを最適な量になるまで何度も調整する必要がでてきます。 この調整には非常に時間がかかる場合もありますし、また製品の物性に影響がでないとは言い切れません。

バリとは…
成形時に製品溝からはみ出る余分なゴム。余分ではあるが、バリがないと金型から製品が取れないなどのデメリットもある。

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