2017年8月

  • 2017年08月29日

    水素とゴムの話(3)-水素ステーション概要-

    水素を燃料として走る車は燃料電池自動車と呼ばれ、

    FCV(Fuel Cell Vehicle)とも呼ばれます。

     

    その燃料電池自動車(FCV)に水素を供給するのが

    水素ステーション(Hydrogen Station)です。

    今回は水素ステーション概要の話しをします。

     

     

    ○水素ステーションの構成

    水素ステーションは主に水素製造装置・水素圧縮機・蓄圧器・ディスペンサー

    というデバイスで構成されています。

    水素をどうやって持ってくるのかという点で、

    オンサイト型とオフサイト型に分かれます。

     

    オンサイト型は都市ガスやLPGを改質して水素を取り出します。

    オフサイト型は水素ステーションの外で製造した水素を運んできます。

    水素ステーション概要図

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    尼崎水素ステーション

     

     

     

     

     

     

     

     

    こちらは見学させていただいた岩谷産業さんの「水素ステーション尼崎(兵庫)」。

    2014年に開所した日本初の商用水素ステーションです。

    この水素ステーションは液化水素を気化させて水素を供給しています。

    左に見えるのが水素ディスペンサー。

    水素圧縮機や蓄圧器はその裏にあります。

     

     

    ○移動式水素ステーション

    移動式水素ステーションは、車載コンテナに必要な設備をすべて搭載しています。

    必要最小限の設備なのでコストを抑えられることと、

    移動できるので広範囲エリアをカバーできるのが特徴です。

     

    移動式概要図

     

     

     

     

     

    (HySUTのHPより抜粋)

    http://hysut.or.jp/information/pdf/FC6.pdf

     

     

     

    移動式水素ステーション

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    こちらは先日水素を充填させてもらった大阪ガスさんの

    「上鳥羽水素ステーション(京都)」です。

    専用のトラックが常駐していて、そこから水素充填ができます。

    この車載タンクの水素は北大阪水素ステーションで作られた水素を

    ガードルで運んできます。

     

    2017年8月現在水素ステーションは90カ所程度が稼働しており、

    30カ所程度が移動式です。(複数にまたがる場合も含める)

    次回は水素ステーションの使用条件の話をします。

    カテゴリー:その他
1 / 11
ページの先頭へ