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2014年09月01日

ゴムの硬さの変化について 「ゴムの硬さが変わる?!」

みなさんは、ゴムといわれると輪ゴムのような
やわらかいゴムを想像されますか?
ゴムは用途に合わせていろいろな硬さのものがあります。
スライムのようにやわらかいものからボーリングの玉のように
固いものまで様々です。
私たちが得意とする工業用ゴムパッキンでは、おおよそ
50°~90°くらいのものがよく使われています。
しかしその硬さは、作られた時から”変わらない”という
わけではないんです!おどろきですね~。
実際の製品で、成形当日から1か月間の硬さの違いを
見てみましょう。
 
今回は弊社で生産しているNBRとEPDMの製品の中から
一つずつ選んでみました。それぞれの材料で作られている
Oリングを用意して測定してみます。目標の硬さはどちらも62±5°です。
測定方法はこんな感じです。
140901測定器具.jpg
<測定器具>
140901測定部分拡大.jpg
<測定部分拡大>
140901表.jpg
NBRとEPDMの測定結果です。
これでは解りづらいので、グラフにしてみました。
NBRグラフ.jpg
EPDMグラフ.jpg
近似線からばらつきがあるのは、測定するときの温度や
Oリングが動かないように固定する冶具のはさみ方の強さ
などが影響しています。
近似線を見てみますと、成形当日から数日間かけて硬くなり、
その後もわずかずつですが硬くなり続けています。
今回測定した材料ではこのような結果となりました。
ただ、NBRやEPDMがすべてこのような結果になるとは
限りませんので、おおよその傾向とご理解ください。
 
このようにゴムの硬さは変化するので、目的の硬さに許容差が
必要になることを理解して製品を作る必要があります。
では次回もお楽しみに。
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