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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.8      ○
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○○○○○○○○○○○○○○○★2009年5月10日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。
ご不要な場合はお手数ですが、このメールをそのままご返信下さ
い。次号より配信を停止致します。

★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]高石工業製品のご紹介
  ~長い期間使わない状況下でも固着しにくいゴムを使用。
寒い地方で暮らすご家庭の必需品。その名は『不凍栓』。

[2]社長コラム
  ~『5S大会をしました』

[3]営業部だより 今月の担当は佐藤
  ~『週に一度おこなっている営業会議ではちょっとおもしろい
取り組みをしています。さてそれは…?』

[4]今月の気になる商品ご紹介
  ~「ロングセラーには2つの売れパターンがある!
お客様のニーズをしっかりつかんで市場に提供しよう」

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
  ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業ニュース
  ~『5月末の「微細精密加工技術展」と6月上旬の「もうかり
メッセ東大阪in東京」の二つの展示会に出展します』
    
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■□ [1]高石工業製品のご紹介
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不凍栓という製品をご存じでしょうか。
暖かい地方にお住まいの方は使うことがないので見たことはもち
ろん、聞かれたこともない方が多いかもしれません。

不凍栓というのは寒い地方の水道管に使う製品です。冬は寒さで
水道管内の水が凍らないように、管内にたまった水を抜きますが、
その際に使う屋外に設置された不凍水抜き栓の中に組み込む金具
のことです。

仕組みは非常にシンプルです。まず寝る前などにこの不凍栓が組
み込まれた屋外のバルブを閉めて、水道水の流入路を閉じてしま
います。

次に屋内の水道を開きます。するとその蛇口から空気が入ること
によって水が屋外へ逆流して水抜き栓から水がドンドン逃げてい
きます。

そうすることで地中から屋内につながる水道管の凍結や破裂を防
止することができるという仕組みです。

この不凍栓は冬に使う製品ですから夏の間はまったく使うことが
ありません。そのため、ごく普通のゴムでは使わない間に配管の
金属と固着してしまうことがあります。

当社製造の不凍栓は固着しにくい材料であるEPDMベースの
摩擦係数の低い「ESPラバー」を使用しています。

この不凍栓とESPラバーの組み合わせもエンドユーザーのニーズ
に合った製品として長年お使いいただいております。

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ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/products/rubber.php

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■□ [2]社長コラム
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● 5S大会をしました。

このたび5S委員会が中心になって、本社で5S大会が行われました。
いつも事務所や現場では「5S」「継続的改善」の標語が掲げてあり、
用語としてはみんなよく知っているのですが、こうして取り組む
大きな大会は何年かぶりです。

現在5S活動の一環として2週間に一回、金曜日の朝に、全員で
「社内10分間清掃」を行うなど、朝礼や普段の現場でも5Sの重要性を
言い続けてきましたが、実際は5Sというより「きれい活動」が中心であり、
改めて活動の意義・目的まで掘り下げたり、意識を統一したりという
ことまでは踏み込んでおりませんでした。

● 何年分ものあかを落としました

午前・午後と本社の事務所・現場とも部署ごとのチームに分かれて
整理・整頓・清掃を行いました。現場の高いところや更衣室や倉庫
など、普段まとめて掃除をしないところも掃除したため大変だった
ようです。また、営業チームは書類を整理し、よく使うもの、使わ
ないものを分類し、欲しい資料がすぐ取り出せるようにまとめました。

午後、一段落したところで全員が集まって、研修会が行われました。
「整理」「整頓」「清掃」の3Sに「清潔」「躾」を加えた5Sの重要
性と活動のステップについて、質問を交えながら講習がなされました。

講師役のひとは人前で喋り慣れず、上がって詰まったり時間配分が
うまくいかなかったりしましたが、事前によく勉強しまとめたこと
が良く分かる内容でした。社員にも分かりやすかったようで、みん
な熱心に聞いていたと思います。

●研修で思ったこと

私は講義を聴きながら、「良い習慣」が大事と思いました。子供の
躾と同じですね。「良い習慣は良い人生をつくる」とどこかで聞きま
したが、まさにそれと同じです。

普段の仕事の中でルールを守ることを繰り返し、できていないこと・
守られていないことに気づき、やらされているのではなく自発的に
やるという段階まで意識を引き上げることが品質の向上につながる
のだと思います。

● 決断してやる勇気と、継続する根気

若手もベテランもまじめに熱心に取り組んでいます。
5S大会のあとに現場を回ると、それぞれの職場が明るくすっきり
した感じがしました。みんな心なしかイキイキしたような顔をして
います。

これから継続するのが大きいテーマになっていくと思いますが、
このぶんなら大丈夫、きっとできます。今回で社員の心に火がつい
たと思います。

これから、この火を燃やし続けることができるように、できるだけ
サポートをしていきたいと思います。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail090510

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■□ [3]営業部だより
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営業部では毎週金曜日の夕方に営業会議をしています。

そこでは、来週の行動予定や伝達事項などの確認をするのですが、
それに加えて今週一週間でお客様に喜んでいただいたことを発表
するという取り組みもおこなっています。

「こちらからご提案した内容が現状の問題解決につながり大変喜ん
でいただいた。」

「遠いところ訪問したことをとても感謝していただいた。」

「よそで断られた事案にも前向きに考える姿勢がいいと言っていただいた。」

などなど。

ちょっとしたことでも発表し合うことによって、同じ会社の営業
マンとしてうれしく思いますし、また自分たちの営業方針が間違っ
ていないことも確認できます。

どこの会社も会議は”堅いモノ”だという印象があると思いますが、
当社営業部の会議は非常に穏やかに話がすすんでいきます。

これも社風でしょうか。^^)

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社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
月曜日から金曜日まで、交代で毎日更新。
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail090510

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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将棋や囲碁など古来からあるものを除けば、おそらく日本で一番有
名なボードゲームであろう「人生ゲーム」。日本で1968年に発売さ
れた人生ゲームは、販売累計で1000万台を超える驚異的な商品
です。

今でこそテレビゲームや携帯ゲームが全盛ですが、そんなものがな
かった時代は販売台数が示すように必ず周りの誰かが持っていたよ
うな気がします。

「人生ゲーム」はこれまでに約50種類(コンピュータゲーム版を除く)
が作られ、その時代を象徴するような出来事をマス目に取り入れな
がら改良されてきました。

そして先月、最新版が発売されました。4月23日に発売されたこの
「人生ゲーム」には、

「メタボ改善のため、スポーツクラブに通う」
「新型ウィルスで高熱」
「ゲリラ豪雨に負けない雨具を考案」
「家族がネット通販にはまる」
「その場の空気が読めず大失敗」
「ETCの休日割引で高速道路を利用」
「裁判員に選ばれる」
「落書きされた世界遺産の修復に寄付」

といったマスがあり、いかにも現代!といった感じがします。

では、これほどまでにこの商品がヒットした訳を少し考えてみましょう。

ロングセラーになる商品には、
「形や内容を変えないことが顧客の満足度を満たすモノ」と、
「時代に合わせて形や内容を変えることで指示され続けるモノ」
があります。

前者の例として、「サクマドロップス」、「ヤクルト」、「フェラーリな
どの超高級外車」などがあり、
後者の例としては「人生ゲーム」、「ファッション」、などがあります。

「サクマドロップス」がドングリ飴みたいに大きくなっても困るし、
「ヤクルト」に2リットルのペットボトルが出ても買わないだろうし、
「フェラーリ」が頻繁にモデルチェンジをしたのでは価値が下がります。

逆に「人生ゲーム」のマスがいまだに”憧れの団地に移り住む”とか、
“ベータのビデオデッキを買う”といった時代錯誤感が満載では楽しく
ないし、「ファッション」は流行があるものですよね。

つまり、これらの違いを一言で表すと、「安心感」と「ワクワク感」と
言えるかもしれません。
いつまで経っても変わらないモノを提供してくれるという「安心感」と、
次は何を提供していくれるんだろうという「ワクワク感」です。

表現の方法はいろいろあるでしょうが、私にはそのように思われます。

貴社の商品はどちらにあてはまるでしょうか。またどちらが多いでしょうか。
ユーザーのニーズをしっかりおさえてロングセラーにつながる商品を
ぜひ作りたいですね。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方は以下のアドレスをクリックして必要事項を記入の上、
送信ボタンを押して下さい。近郊の方は営業マンがお届けに上が
ります。遠方の方は申し訳ございませんが、郵送となります。

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■□ [6]高石工業ニュース
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5月28日(木)から開催される、「微細精密加工技術展 2009」に
出展します。

会場内で行われるワークショップでは、「ゴム部品の試作について」
というテーマで、高石工業の取り組み、試作についてプレゼンテー
ションを行います。

●ワークショップについて
「ゴム部品の試作について」 高石工業株式会社
【日時】 5月29日(金) 11:35~11:55
http://nikkan-event.jp/mmts/kouenkai.html

●「微細精密加工技術展 2009」
【日時】 5月28日(木)、29日(金)、30日(土) 午前10時~午後5時
【場所】 インテックス大阪 1、2号館

微細精密加工技術展のHPも是非ご覧ください。
http://nikkan-event.jp/mmts/

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6月4日から2日間開催される「もうかりメッセ東大阪in東京」
にも出展いたします。

●「もうかりメッセ東大阪in東京 2009」
【日時】 6月4日(木)、5日(金)、午前10時~午後5時
【場所】 大田区産業プラザ

「もうかりメッセ」では東大阪の中小企業が打ち上げた『まいど
一号』の特別展示ブースもあります。

「もうかりメッセ」のホームページも是非ご覧ください。
http://www.hocci.or.jp/messe_tokyo2009/index.html

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両会場への皆様のご来場をお待ちしております!

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 編集後記
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前号で書いたとおり、GW中に車で東京へ行ってきました。なる
べく渋滞を避けようと深夜に走ったりもしましたが、予想できない
事故渋滞も結構あって、結局行きが11時間、帰りが10時間半か
かりました。おそるべし1000円効果…。

しかし、これだけ安くなるといろんな人が高速を走っていますね。
時速70kmで追い越し車線を走っている人、サービスエリアから
本線へ上手に合流できない人、居眠りしている人(車が右へ左へ
フラフラしながら走ってました)などなど…。

また、ドライバーにとってはうれしい上限1000円割引ですが、
それによって損害を被っている鉄道や船舶関係の業者さんたちも
いる訳で、不公平感のあるそういった政策はいかがなもんなんだ
ろうかとも思ったGWでした。(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
web http://www.takaishi-ind.co.jp/
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