高石工業メールマガジン

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高石工業メールマガジン - バックナンバー 個別

Vol.30 2010年4月10日号

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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.30      ○
○                          ○○   
○○○○○○○○○○○○○○○★2010年4月10日号★○

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新年度が始まりましたね。気候もどんどんよくなってきました。
また気持ちも新たにがんばっていきましょう!

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、
配合一つで性能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。
次号より配信を停止致します。
https://sv150.xserver.jp/~takaishi-ind/takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel.php
★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]ゴムの「Knowledge」
  ~『加硫剤その3「ポリオール」について』

[2]社長コラム
  ~『今年も桜が咲きました』

[3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より 今月の担当は高橋
  ~『EPDMの耐塩素効果について No.1』

[4]「のびのびブログ」より 今月の担当は 鳥取工場 竹市
  ~『花見』

[5]今月の気になる商品ご紹介
  ~『みなさんは「ミドリムシ」についてどんなイメージが
ありますか』

[6]高石工業ニュース
  ~『新しい社員が入社しました』
    
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■□ [1]ゴムの「Knowledge」~ポリオールについて~
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ポリオールはフッ素ゴム用の加硫剤として使われます。フッ素
ゴムは硫黄では加硫を行うことができませんので、過酸化物や、
ポリオール、またポリアミンが使用されます。

1.ポリオールとは?
ポリオールは「多価アルコール」のことです。「多価アルコール」
とは、水酸基(OH)を2個以上含有する脂肪族化合物のことを指し
ます。
水酸基(OH)を2個含んだものはグリコール、3個含んだものは
グリセリンと呼ばれます。
なお、ポリオールとイソシアネートの共重合により、ポリウレ
タンを生成することができます。

2.ポリオール加硫の特徴
フッ素ゴムは二元系or三元系、また使用する加硫剤によって
特徴が決まります。

このポリオールを使用すると、過酸化物で加硫するよりも圧縮
永久ひずみが良くなる傾向があります。

逆に過酸化物で加硫したときは、耐水性、耐スチーム性、耐薬品性
が向上する傾向にあります。

したがって、これらの加硫剤はフッ素ゴムのご使用環境によって
使い分けられます。

※お断り
この項目に記載している記述内容はあくまでも一般的に知られて
いる事柄です。弊社独自のノウハウを開示したものではありません。

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■□ [2]社長コラム
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「年々歳々花相似たり 年々歳々人同じからず」
とはよく言いますが、わが鳥取工場の桜は去年とは少し違うようです。
この桜は会社の創業60周年(と言うから2年前)を記念して
植えられたものですが、初めてきれいな花をつけました。
スタッフ皆さんでお花見をしたそうですよ。

「桜の植樹はなかなか花をつけるまでが難しい」と言われていま
したが、枝ぶりは小さいながらきれいな花をつけてくれました。

私はというと、大阪工場の近くで開かれた「桜通りツアー」に
行ってきました。

「桜通り」とは、わが社の近くにある桜観光スポットで、例年桜の
時期にはたくさんの人でにぎわいます。その桜通りを歩き、桜を
観賞しながら茨木の歴史をたどってみましょうという企画でした。

約2時間、散策をしながら茨木市観光協会のボランティアガイド
さんのお話を聞きました。

住宅街の真ん中に銅鐸が発掘された場所があったり、昔茨木には
立派な城があったり、茨木童子の逸話を聞いたり。。。
茨木にちなむミニクイズなんていうのもありました。
私も普段近くで仕事をしていながら、知らないことがたくさんあるんだ
なあ、と思いました。

また先週末、吹田の万博記念公園に行ってきました。
今年は大阪万博開催40年だそうです。
1970年3月14日から半年間、千里丘陵で開かれた日本最初の万国
博覧会は、6000万人もの入場者を記録しました。

GNPがアメリカに次ぐ第2位になった高度成長期の、新幹線・東京
オリンピック・いざなぎ景気ときてその総仕上げ的なイベントでした。

って、生まれてないんですけれどね、私(^^;

そんな昔話はさておき、こちらは「年々歳々」きれいな花をつけており、
家族連れでにぎわっていました。

今日、外は「花散らし」の雨が降っています。また来年、きれいな花を
つけてください。私たちも一年後は一層成長し、「いい会社」にして
桜をお待ちしています。

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail100410

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■□ [3]「高石工業開発型ブログ 伸縮自在」より
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「EPDMの耐塩素効果について No.1」

技術部の高橋です。

1.はじめに
弊社ではEPDM,NBR,FKM,VMQなどのシール材に用い
られる代表的なゴムを取り扱っています。

これらのゴムのうち、EPDMは主鎖に二重結合がないことに起因
して、耐オゾン性,耐候性,酸,アルカリなどに対する耐薬品性が
優れるという特徴があります。

特に過酸化物で架橋させたものは耐久性や耐熱性が良好であるため、
水や熱水が流れる水回りのシール材として使われることが多いのです。

一方、近年では上水道において、殺菌用として用いられる次亜塩素酸
ナトリウムの濃度が高まる傾向にあり、それに伴いシール材からの
カーボン離脱や墨汁現象など、水道水中への異物混入の原因となる
シール材の劣化現象に悩まされています。

そこで、今回は弊社のEPDMが水回りのシール材として使われたとき、
塩素によって受ける影響を試験した結果を報告します。

2.低濃度残留塩素による劣化メカニズム
低濃度残留塩素とは、水道水を次亜塩素酸ナトリウムで殺菌したとき
に残留する塩素で、普通の水道水であればだいたい1ppmぐらいである
ことが知られています。

この低濃度残留塩素によってEPDMシール材は下記のような流れで
劣化します。
1)水道水中の次亜塩素酸ナトリウムがEPDMに配合されたカーボン
ブラックに少しずつ吸着
2)ポリマーの主鎖切断による架橋密度の低下
3)シール材の部分的な分解・崩壊
4)カーボン離脱や墨汁現象など微少破片の流出
※ppm=parts per million⇒百万分の1
例えば、1000ppm=1000/1000000=1/1000=0.1%
ですから1ppm=1/1000000=0.0001% となります。

3.試験方法
60℃に保持した次亜塩素酸ナトリウム50ppm水溶液に試料を浸漬し、
800時間経過後の試料表面からのカーボン離脱の有無を確認する。
また、浸漬前と浸漬後の質量,体積及び引張り強さなどの機械的性質
の変化も測定する。

さらに、同じ硬さの材料でカーボンブラック配合品とシリカ配合品で
耐塩素水性に違いがあるのかも確認する。

試験液:次亜塩素酸ナトリウム水溶液(50ppm)
浸漬温度及び時間:60℃×800時間
用意した試料:硬さ60,70,80,90のカーボンブラック配合品
       硬さ60,70のシリカ配合品
*試料はいずれも弊社の代表的なEPDM材料を選定。
次回は試験結果等の報告です。

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● 当社の「研究・開発への取り組みの様子」をお伝えする
「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで
好評です。こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail100410

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■□ [4]「のびのびブログ」より 今号の担当は鳥取工場 竹市
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4月2日に鳥取工場で花見を行いました。
鳥取工場の正面玄関前にある築山には6本の桜の木があります。
その桜の木を鑑賞しながらの花見だったのですが、残念な事に外で
するにはまだ寒く、桜の木が見える食堂での開催となりました。
(実は鳥取工場で花見をするのは始めてでした。)

たくさんのご馳走と飲み物が用意されましたが、
メインはなんといっても豚汁。
とても大きな鍋にいろいろな具がたくさん入っていて、
とても美味しかったです。

花見に豚汁?って最初は思っていたのですが、とてもおいしく花見に
豚汁は意外にヒットでした。

それから鳥取工場プロジェクトチーム主催のゲーム大会(景品付き)も
ありましたが、私は景品を獲得する事が出来ませんでした…残念です。

このように鳥取工場初のお花見はとても楽しい一時となりました。
しかし、残念な事が一つ。

その日は花見をするにはまだ早かったことです。
まだ蕾が多く、チラホラ咲きの桜は寂しくも見えました。

あと2、3日もすれば満開になるんだろうなぁ、
と思いながら窓の外を眺めていました。

追記:
今日現在の正面玄関前は満開となった桜がとてもきれいです…。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
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■□ [5]今月の気になる商品ご紹介
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「ミドリムシ」

小学校の理科で習って以降、我々の人生においてまったく登場する
ことのなかったこの生物が今、脚光を浴びようとしています。

なんとこのミドリムシが入った食品や化粧品が売られているんですが、
ご存じでしたか?

「ミドリムシ」は「ユーグレナ」とも呼ばれ、蛋白質の必須アミノ
酸やビタミン、ミネラルなど、人間が生きる上で欠かせない5大
栄養素をすべて含んでいます。

これをいろんな食品と混ぜ合わせたものが、ユーグレナ入り食品と
して発売されています。

少し商品をご紹介しましょう。

●「ユーグレナ ファインセレクト」
栄養補助食品(サプリメント)。ユーグレナに特有の「パラミロン」
が、腸内の脂肪、コレステロールを吸着。便通の改善、腸内の脂肪
やコレステロールの排出効果が望めます。

●『みどりむし舞昆海苔佃煮』
これはいわゆる「のりの佃煮」ですが、大阪府立大学が20年以上
研究を重ねたユーグレナを配合。ごはんのお供として食すことが
できます。

●『ルブランシーUVケア肌輝白ナチュラル栄養液』
化粧品(栄養液)。ビタミン、ミネラル、アミノ酸が含まれた
ユーグレナエキスを配合。体の外からケアしてくれます。

この他にも、ユーグレナクッキーやペット用のサプリメントなど
いろいろな商品が発売されています。

ユーグレナはかなり昔から効用が認められていたようですが、
食品などに配合するための技術がなかったために実現できなった
ようです。

それが技術の進歩によって可能となり、今各方面で注目されています。

理科で習っただけの知識しかない私は、口に入れることに些か
抵抗がありますが、機会があれば試してみたいと思います。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [6]高石工業ニュース
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今年は3人の社員が入社しました。製造部、技術部、営業部に
各一人ずつ、計3人が新たに仲間に加わりました。まずは、
一通りの仕事を経験するために、半年間にわたる研修を受けて
います。

研修を終えるのは秋になりますが、この研修があとあとの仕事に
大きな影響を与えますので、スケジュールにしたがって半年間は
びっちりと学んでもらう予定です。

入社したてのこの時期というのは、一番意識の高い時期ではない
でしょうか。
「早く仕事を覚えよう」
「早く職場に馴染みたい」
「ミスしないように気を付けよう」
などなど、いろんな思いを持って、入社してくるはずです。

意識が高いということは、こちらが「少し難しいかな」と思う
ような課題でも、意外となんなくクリアすることもあり得ます。

しかもそういった課題が彼らにとっての基準となりますので、
研修は「簡単なことから始める」のではなく、「1ヶ月間、鳥取
工場に泊まり込んでの現場研修」をこの半年間で2回行うなど、
基準も知ってもらう目的もあります。

半年経ったころには会社にとっての戦力となる人材となって
戻ってきてくれると期待しています。

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 編集後記
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今年は開花してから気温が下がったせいで、桜がかなり長い間
楽しめました。今日の雨で花は散ってしまいそうですが、この
あとはまた新緑が映える季節になりますね。(営業部 佐藤)

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