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○○「ゴムって意外とおもしろい!」           ○
○      高石工業メールマガジン Vol.18      ○
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○○○○○○○○○○○○○○★2009年10月10日号★○

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、配合一つで性
能が変わったりと…。
ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素
材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取
り組みをお伝えします。

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、
展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

ご不要な場合はお手数ですが、
「このメールをそのままご返信いただく」か、
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次号より配信を停止致します。
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★――INDEX――――――――――――――――――――★

[1]高石工業製品のご紹介
  ~『いざというときに使えなければ一大事。万が一のときに
    備えてゴムの固着防止に役立っています。

[2]社長コラム
  ~『前回のお話と内容がかぶりますが・・・、
    本日、社内勉強会が始まりました。』

[3]技術部・製造部だより 今月の担当は鳥取工場 石原
  ~『高石工業のおかげ』

[4]今月の気になる商品ご紹介
  ~『職業体験が気軽にできる大人のための「ごっこ遊び」
シリーズ第1弾。「体験王~鑑識捜査編~」』

[5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
  ~このメルマガをお読みの方にプレゼントいたします!

[6]高石工業ニュース
  ~『「新エネルギー産業フェア 大阪」と「大阪勧業展」の
    二つの展示会に出展しました。』

    
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■□ [1]高石工業製品のご紹介
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今月ご紹介するのはマンションなどに備え付けられている消防用の
消火栓バルブに使われている『ボールシート』と呼ばれている製品
です。バルブ内に組み込まれているこのボールシートは、いわゆる
ドーナツ型形状で、直径約10cm、厚みが約1cmで、真ん中には
約8cmの穴が開いています。

このボールシートとステンレス製のボールでバルブ内の水の流れを
制御し、漏れがないようにシールをしています。

消火栓という製品は非常時以外に使用するものではありません。
したがって汎用的なゴムを使っているとボールシートとステンレス
製のボールが固着してしまい、いざというときに水が出てこない
可能性があります。

そこで、この「ボールシート」にはSPラバーを使用しています。

SPラバーは、固着の防止や低摩擦性が必要な製品に使われる
ゴムで、表面のすべりが非常に良いのが特長です。

手に触れていただけると一般的な合成ゴムとの違いが瞬時に
おわかりいただけるのですが、本当にツルツルしています。

同じような効果があるとされるゴムの中に表面にコーティングを
したものがありますが、効果が一時的であったり、価格が非常に
高かったりします。

その点、このSPラバーはすべりがよくなる薬品を配合時に
添加することで、効果をより継続的に、そして価格的にも非常に
お求めやすくすることができ、コストパフォーマンスに優れた
ゴム材料とすることができました。

ベースはNBRとEPDMで、油圧関係でお使いになる場合は
NBRベースのほうを、水周りに使われる場合はEPDMベース
の方をお選びいただくといったようにご使用目的で使い分けて
いただくことも可能です。

また、今までゴムにグリスを塗布して組み込んでいたところを、
SPラバーの低摩擦性を利用して、グリスレスで組み込んで
いただくようなご使用方法もございます。

このようにいろんな特長があるSPラバーですが、貴社の製品で
お役に立てるところはございませんでしょうか。形状も様々な
ものにご使用いただけます。ぜひ一度ご検討ください。

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ホームページではこのほかにもさまざまな商品を写真入りでご紹介
しています。60年におよぶ歴史によって培われた「安心と信頼」
をぜひご覧ください。
http://www.takaishi-ind.co.jp/products/rubber.php/?mail091010

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■□ [2]社長コラム
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前回のお話と内容がかぶりますが・・・ 本日、社内勉強会が
始まりました。第一回の講師として、社長の私が「高石工業の歴史」
を講義しました。

わが社は来年創業62年になりますが、60年を過ぎているといっても
正直ピンときません。私自身、まだ入社10年にもなりません。

昔の話は折につけ、今まで先輩方からいろいろ聞いていますが、
いざ原稿としてまとめようとすると「歴史の空白」が多く、構成
するのに四苦八苦しました。

講義の題材となる資料づくりには、今までの聞き覚えに加え、古い
資料を漁りつつ、最終的には先代やOBの方々に話を聞いてまとめ
ていきました。昔のことを聞いていると、
「ええっ、そうだったんですか!」と目から鱗が落ちる話ばっかりでした。

2週間前に原稿を上げるように予定していたのですが、毎日うんうん
うなりつつ、でも出来上らず。結局最終稿が出来上がったのは昨日
のことでした。運営の皆さん、申し訳ありませんm(_ _)m

30年以上勤めて、昔を知る人々がたくさんいるので、実際の講義は
皆さんにいろいろ聞きながら話を進めていきました。
「オイルショックの時はどうだったのですか?」
「○○の開発のとき苦労したことはありましたか?」などなど。
昔の話でけっこう盛り上がり、双方向のコミュニケーションになったかな?

休憩をはさんで2時間、最後は時間がなくなり駆け足でしたが、
なんとか語り終えることができました。会社の創業期はどのような
ものだったのか、工場を建てた経緯はどうだったのか、過去の不況の
時はどう乗り切ったのか・・・ 皆さん眠ることなく、メモをとり
ながら真剣に聞いてくれていました。

これから月2回、社内で計画的に勉強会を1年ほど続けます。
ゴムのこと・お客さんのこと・仕事のことを毎回テーマを変え、
講師を変えて講義をしていきます。社内でより会社のこと・仕事
のことに興味を持ってもらい、仕事を好きになってもらうきっかけ
にしたいと思います。ひとりひとり学んだことが会社を変え、それ
がお客さんに届くようになってくれればいいなと思っています。

乞う、ご期待です!

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!
まじめな仕事の話から、趣味の話まで
http://www.takaishi-ind.co.jp/blog/?mail091010

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■□ [3]製造部・技術部だより 今月の担当は鳥取工場 石原
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『高石工業のおかげ』

高石工業に入社して7年目に突入しました。
入社した当時は21歳だった私も30歳が目前にまでせまっています。

入社する前は関西の某所で働いていましたが、家庭の事情で帰らな
ければならなくなり、戻って1週間で高石工業に雇って頂きました。

その当時は自動車免許も持っておらず、仕事を探すのがとても
困難で、半年くらいはフリーターを覚悟していました。それだけに
1週間で就職できた事をとてもラッキーな事だと思っています。

今の生活が出来ているのも、家族が増えたのも高石工業に入って
頑張ったから出来た事です。父が4年前に亡くなり、自分がしっ
かりして家族を支えていこうという気持ちもあって、より一層
頑張ろうという気持ちが芽生えました。今思うと大変でしたが、
すごく勉強になったと思っています。

母からよく言われた「苦労して徳をとれ」という言葉が少しわかって
きたような気がします。今、父が生きていてくれたらもっと幸せ
かも…なんて思っています。

本当に高石工業に入って良かったと思います。私を雇って下さい
ました方々ありがとうございました。
この恩を返せるようにこれからも高石工業で頑張ります。
会社の為、自分の為、そして家族の為に…。

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●社長に負けじと社員も「社員の『のびのび』ブログ」を書いています!
社員一人ひとりの横顔と仕事に取り組む様子をぜひご覧ください。
毎週火曜日と木曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/nobinobi/?mail091010

● 4月から始まった当社の「研究・開発への取り組みの様子」を
お伝えする「高石工業開発型ブログ『伸縮自在』」もおかげさまで
好評です。こちらは隔週月曜日に更新!
http://www.takaishi-ind.co.jp/jizai/?mail091010

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■□ [4]今月の気になる商品ご紹介
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普段なかなか接することのない職業の疑似体験ができるキットが
タカラトミーアーツから発売されました。
その第1弾は「体験王~鑑識捜査編~」。価格は2499円です。

よく警察もののテレビドラマで、事件現場に「鑑識係」が登場し、
タンポとよばれるふわふわの綿のようなものでパタパタとほこりを
取り除き、指紋を採取するシーンを見ることがありますが、実際の
鑑識係の仕事を知る機会はあまりありません。

「体験王~鑑識捜査編~」では、
顕微鏡、試薬ビン、ルーペ、タンポ、PH測定薬、血液判定薬、
指紋検出薬、指紋ファイル、指紋採取ファイル、などがセットに
なっており、それらを使って、「血液鑑定」、「PH測定」、「指紋検出」、
「顕微鏡観察」の4つの鑑識体験ができるようになっています。

この「体験王~鑑識捜査編~」は「体験王シリーズの」第1弾と
いうことですから、今後も継続して販売していく予定があるよう
です。

興味がある職業のキットが発売されたら買ってみたいと思うの
かもしれませんが、大人用として発売されているので、どうせ
ならもう少し高価にして本格的なキットにした方がもっと受ける
んじゃないのかなとも思いました。

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

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■□ [5]ゴムに関するお困りごとを解決した事例集が完成!
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弊社営業マンは日ごろお客様より、ゴムに関するさまざまなご相談
をいただきます。そのご相談には担当営業マンに限らず、全社をあ
げて最良と思われる解決方法を考え、そしてお客様へ提案というか
たちでお返事をさせていただいています。その結果、これまでにた
くさんの問題解決のお役に立ってきました。

そして今回、その解決事例集を1冊の小冊子にまとめ、皆様のお手
もとにお届けすることになりました。弊社のノウハウが詰まった1
冊です。貴社の業務にもお役に立つのではないでしょうか。

ご希望の方はお手数ですが、以下の破線内にある必要事項をご記入
の上、件名に「小冊子希望」とお書きいただきメールにてご返信く
ださい。

近郊の方は営業マンが順次お届けに上がります。遠方の方は申し訳
ございませんが、郵送となります。

—————————————————–

郵便番号:
ご住所:
貴社名:
部署名:
ご担当者:

—————————————————–

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■□ [6]高石工業ニュース
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10月7日から本日9日までインテックス大阪で開催されていた
「新エネルギー産業フェア 大阪」と、7日と8日に大阪府立体育館
で開催された「大阪勧業展」の二つの展示会に出展しました。

今回は二つの展示会が同じ時期に、同じ大阪で開催されましたので、
営業部だけでなく、技術部、製造部ともいっしょになって会場での
応対にあたりました。

その甲斐あって、一昨日、および昨日は大変多くの方にご来場いた
だき、たくさんの方とお話をさせていただくことができました。

今秋はもう一つ、福井県産業会館をメイン会場として開催される
「北陸技術交流テクノフェア」に出展します。会期は
10月22日(木)10:00~17:00と
10月23日(金)10:00~16:00です。

この展示会も昨年は2万人近い来場者があった大きな展示会です。
弊社も福井県の展示会に出展するのは初めてですので、北陸地方の
皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

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 編集後記
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今月5日から約1年間にわたって、社内勉強会を開催することに
なりました。ほぼ隔週で開催し、全部で22回を予定しています。

勉強会は本社工場が主催し、本社に勤務する社員は全員が参加
します。また山崎工場、鳥取工場からは回ごとに数人ずつが交代で
参加する予定です。

この勉強会を開催する一番の目的は「技術の伝承」です。
製造業には受け継いでいかなければならないノウハウがあります。
一昔も二昔も前なら”背中を見て覚えろ”になるのでしょうが、
現在はスピードが要求される時代です。より合理的に、また効率
的に学ぶ機会を設けなければ、人材の育成に無駄な時間とお金を
かけることになり、それは会社にとって「損失」以外のなにもの
でもありません。

今は勉強会に時間を使いますが、それからたくさんのことを学ぶ
ことで今後の仕事をよりスピーディーに、的確に、そして合理的
にすすめられるようになることを最大の目的としています。

今後開催する勉強会の様子は「社長ブログ」、「のびのびブログ」、
またこのメールマガジンでも適宜お伝えしていきたいと思います。
(営業部 佐藤)

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発行:高石工業株式会社
〒567-0897大阪府茨木市主原町3-18
TEL 072-632-3365(代)FAX 072-635-1287
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http://takaishi-ind.co.jp/jizai/
 
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