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┏┿━━「ゴムって意外とおもしろい!」━━━━━━━━━┿┓

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┃       高石工業メールマガジン Vol.166

┗┿━━━━━━━━━━━━━━━━2016年8月25日号┿┛

 

お盆が過ぎでも厳しい暑さが続きますね。もう間もなく9月に

なりますが、日中の気温が30℃を超える日がまだまだ続きそう

ですので、油断されずにもう少しのあいだ暑さにご注意ください。

それでは8月25日号をお届けします。

 

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このメールマガジンは、現在お取引させていただいているお客様、

展示会等で名刺交換させていただいた皆様にお送りしています。

 

ご不要な場合はお手数ですが、

「このメールをそのままご返信いただく」か、

「以下のURLへアクセスの上、メールアドレスを入力」して下さい。

次号より配信を停止致します。

http://www.takaishi-ind.co.jp/mailmagazine/cancel01/

 

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ゴムって実はおもしろい素材なんです―。

 

伸ばした状態で熱を加えると縮んだり、油にふれると膨らんだり、

配合一つで性能が変わったりと…。

ゴムって地味な存在に思われがちですが、実は非常に奥が深い素

材なんです。そんなゴム製品の開発に取り組んでいる私たちの取

り組みをお伝えします。

 

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┃1┃社長コラム

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  ┗『10年を振り返る』

 

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┃2┃高石工業NEWS

┗━╋…───────────────────────── 

  ┗『茨木フェスティバルに「キッズ ゴム製品工場」を出展』

 

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┃3┃今月の気になる商品ご紹介

┗━╋…───────────────────────── 

  ┗『端材を生かした一点ものの家具が人気です。』

 

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┃4┃ゴム業界インフォメーション

┗━╋…───────────────────────── 

  ┗『理化学研究所さんが天然ゴムのゲノムを解読』

 

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[1]社長コラム

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◆「10年を振り返る」

 

私が社長になって、今年で10年が経ちました。

 

向こう見ずの青二才が、あっちにぶつかりこっちにつまづきながら、

よく10年もやってこられたなと思います

 

 

「十年ひと昔」と言いますが、この10年を振り返ると

一日一日での変化はとても小さくても、10年の期間で見ると

ずいぶん会社は変わったと思います。

 

 

この10年の出来事といえば

 

・経営理念を新たに作った。

・経営計画発表会・社内合宿を毎年行うようになった。

・社内のイベントごとが増えた。

・全く新しい分野に進出できた(水素・燃料電池分野)

・新聞や雑誌に取り上げられる機会が増えた。

・学会での発表、講演をさせていただくようになった。

・ベトナムに工場を作った。

 

 

何より若い人が増え、社内に以前とは違った活気が

生まれるようになりました。

 

「現場のものづくり」については全員参加で5S・改善活動を進め、

工場内をペンキで塗りレイアウトを変更し、「必要なものが必要な時に」

使えるようになりました。

 

「お客さまへの提案」については、お客様と寄り添うように親切に接し、

お客様の困りごとに「打てば響く」ようにご相談に乗れるように

なりました。

 

「開発型」のものづくり会社としては研究開発を積極的に進め、

「水素分野ならタカイシに聞け」と言われるほどになりました。

 

 

10年前にこんな会社になるとは、まったく思ってもみませんでした。

本当にびっくりします。

 

間違いなく私一人ではここまで来ることができませんでした。

それもこれも、こんな青二才を信じてついてきてくれた、

スタッフの皆さんのおかげです。

 

そして暖かく厳しく見守っていただいたお客様と、

たくさんの偶然ともいえる出会いのたまものです。

 

 

それでもできていないことがまだまだたくさんあります。

 

ですが、今の仲間の皆さんとならどんなことでも乗り越えて

いけると思います。

 

これからも「いい人」がたくさん集まる「いい会社」を目指して、

「しつこく真剣」に頑張っていこうと思います。

 

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弊社代表取締役 高石秀之のブログ「ゴムのヒント」更新中!

まじめな仕事の話から、趣味の話まで

http://www.takaishi-ind.co.jp/shacho-blog/?mail160825

 

 

 

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[2]高石工業NEWS

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◆茨木フェスティバルに「キッズ ゴム製品工場」を出展

 

私たちの本社・大阪工場がある大阪府茨木市では、年に一回

「茨木フェスティバル」というイベントが開催されます。

 

その中のひとつに「ワーク!わく!いばらキッズタウン」という

子どもたちにいろんな職業を体験してもらうコーナーがあります。

いわゆるキッザニアの地域版のような感じですね。

 

そこに今年も地元ゴムメーカー3社共同で参加させていただきました。

 

今回も簡易的なゴム成形機と茨木市のキャラクターがかたどられた

金型を使ってゴムのワッペン作りを体験してもらいます。

 

成形機は熱がかかって危険ですので、そこはスタッフが担当し、

子どもたちには材料の計量や製品の仕上げをしてもらいました。

 

参加してくれた子どもたちにとっては材料を金型に入れて

押し固めるくらいのイメージだと思うのですが、

自分が配色した通りにワッペンができ上がってくると

いい笑顔でとても喜んでくれました。

 

地域貢献などといったそんなたいそうなことではなく、

単純に子どもたちが喜んでくれればそれで十分ですね。

 

 

 

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[3]今月の気になる商品ご紹介

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◆端材を生かした一点ものの家具が人気です。

 

家具はそうそう頻繁に買い替えたりするものではないので、

購入するときは大きさや、デザイン、また使い勝手などを

あれこれと検討しながら選ばれることでしょう。

 

また、どうせなら人と違うものを使いたいという人も

多いのではないでしょうか。

 

そんな人たちのあいだで大阪の家具ブランド、「KAKERA」に

注目が集まっています。

 

このブランドの特徴は、タイルやガラスなどの端材を利用した、

「1点もの」という点。しかも一つひとつが手作業で作られているため

その風合いにも特徴があって、特に若い世代に人気があります。

 

 

この「KAKERA」ブランドを展開しているのは、中古住宅の

リノベーションやインテリア家具の販売を手掛けておられる

シンプルハウスさんです。

 

リノベーションを手掛ける際にでる端材を生かして、

テーブル、ラックなどを製作。それを店舗で販売されています。

 

人気の秘密は見た目のおしゃれ感だけではなく、

サイドテーブルや花台にも使えるサイズにもあるようで、

その話題性がSNSを通じて徐々に広がっているようです。

 

 

廃材や端材の再利用、あるいは現行品のダウンサイジングなど、

売上UPのヒントがありそうですね。

 

 

以上、今月の気になる商品ご紹介でした。

 

 

 

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[4]ゴム業界インフォメーション

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◆理化学研究所さんが天然ゴムのゲノムを解読

 

今回のお話しは少々難しい内容です(^^;

 

理化学研究所さんが天然ゴム(パラゴムノキ)のゲノム解読を行い、

93.7%以上の遺伝子情報を包括する質の高いドラフトゲノム(※)を

得ることに成功した、というお話しです。

 

私も書いていてあまりよくわかりません(^^ゞ

 

 

内容の前にまずあらためて天然ゴムのことを簡単に紹介します。

 

天然ゴムはゴムの木(パラゴムノキ)の幹にキズをづけ、

そこから集められる白い液体(ラテックス)を固めてできるゴムです。

皆さんも一度は写真や映像をご覧になったことがあると思います。

 

天然ゴムは、車や飛行機のタイヤ、医療用部品、また日用品では

輪ゴム、ゴム手袋など、私たちの身の回りで大変よく使われ、

なくてはならないものですね。

 

 

で、話を戻しますが、これまで生産性の向上には、優秀な木を

掛け合わせるといった品種改良を中心におこなわれてきました。

 

しかし、これには経験や技術が必要であることや、十分な量の

ラテックスがとれるように育つまでに10年以上かかることが

課題でした。

 

 

今回この天然ゴムのゲノム情報が解読されたということで、

こういった品種改良を科学的な面からすすめることが可能となり、

より効率的に生産できるようになるといわれています。

 

 

天然ゴムの需要はますます高まりをみせているので、

これからの実用化に期待が寄せられています。

 

 

※ドラフトゲノム

ある生物の遺伝情報(全DNA)の1セットをゲノムという。

また、ゲノムの概要のことをドラフトゲノムと呼ぶ。

 

通常、ゲノム配列中には、解読が困難な部分が含まれ、

全ゲノムの完全な配列を取得するには膨大な労力と時間がかかる。

このため、ドラフトゲノムレベルでのゲノム解読が行われることが多い。

 

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 あとがき

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お盆の休暇はどのように過ごされましたでしょうか。

この季節は局地的に大雨が降ることがありますね。

私の住む京都では16日の夜にどしゃ降りの雨が降りました。

 

京都では毎年8月16日の夜に、通称「大文字」として有名な

五山の送り火が行われます。

 

今年はあまりのどしゃ降りに、火がつくのかなと心配されましたが、

お世話役の方たちの努力によって何とか火がつき無事に終ったようです。

 

実はあまり知られていませんが、この五山の送り火はお盆に

各家々に帰ってこられたご先祖様の精霊を再びあの世へお送りする

という伝統行事なんです。最近は少しイベント化していますが(^^;

 

気温はまだまだ高いですが、京都は送り火の日が過ぎると

秋の雰囲気が漂いはじめます。(営業部 佐藤)

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